JPH0462574B2 - - Google Patents
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- JPH0462574B2 JPH0462574B2 JP59142646A JP14264684A JPH0462574B2 JP H0462574 B2 JPH0462574 B2 JP H0462574B2 JP 59142646 A JP59142646 A JP 59142646A JP 14264684 A JP14264684 A JP 14264684A JP H0462574 B2 JPH0462574 B2 JP H0462574B2
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は感光性組成物に関し、更に詳細には、
皮膜の耐摩耗性がすぐれかつ水系現像液で現像可
能な平版印刷版用感光性組成物(以下、単に「感
光性組成物という。)に関する。 〔従来技術〕 従来、皮膜の耐摩耗性を改良する感光性組成物
については多くのものが知られている。例えば感
光性ジアゾ樹脂にバインダーとして米国特許第
3751257号明細書に記されているポリアミド樹脂、
英国特許第1074392号明細書に記されている、例
えばポリビニルフオルマール樹脂、ポリビニルブ
チラール樹脂のようなポリビニルアセタール樹
脂、米国特許第3660097号明細書に記されている
線状ポリウレタン樹脂、ビスフエノールAとエピ
クロルヒドリンから縮合されたエポキシ樹脂、セ
ルロースアルキルエーテル、酢酸セルロース、セ
ルロースアセテートフタレート等のセルロース類
等を加えた感光性組成物が知られている。更にo
−キノンジアジド化合物にバインダーとして付加
的に米国特許第2826501号に示されているナイロ
ン、特公昭46−42448号に記されているポリウレ
タン、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂、特公昭46
−16049号に記されているポリビニルエーテル等
を加えた感光性組成物が知られている。しかしな
がこれらのものは水を主体とする水系現像液では
耐摩耗性を向上させるほど前記ポリマーを添加す
ると充分に現像ができないという欠点があつた。
水系現像液を用いれば、無臭、非燃焼性、無毒
性、廃液処理の容易性等非常に好ましいにもかか
わらず、耐摩耗性のすぐれた水系現像液で現像可
能な感光性組成物は見い出されていない。 〔発明の目的〕 従つて本発明の目的は、耐摩耗性がすぐれかつ
水系現像液で現像可能な平版印刷版用感光性組成
物を提供することである。 〔発明の構成〕 本発明の目的は、−COO-基または−SO3 -基か
ら選ばれたアニオン性基を有するアニオン性ポリ
ウレタン樹脂を含有することを特徴とする平版印
刷版用感光性組成物によつて達成される。 本発明に係る感光性組成物は支持体上に塗設
し、感光性平版印刷版とするのに用いるのに適切
である。 以下本発明について詳細に説明する。 (アニオン性ポリウレタン樹脂) 本発明に係るアニオン性ポリウレタン樹脂は従
来から数多く研究され、商業上入手することも可
能であるが、特公昭53−15874号、特公昭48−
25435号、特公昭49−2199号、特公昭44−27904
号、米国特許3412054号等に記載の方法によつて
容易に合成することができる。即ち、−COO-基
または−SO3 -基から選ばれたアニオン性基をポ
リウレタン鎖に結合させることによつて得られ
る。このようなアニオン性の親水基の導入は、特
公昭49−2199号に開示されているように、鎖延長
剤としてカルボン酸塩やスルホン酸塩を持つ活性
水素化合物を使用する方法、特公昭47−15517号
に開示されているように、鎖延長剤としてアミノ
酸を使用する方法、特公昭47−22707号に開示さ
れているように、鎖延長剤としてスルホン酸金属
塩を含有するポリオール使用する方法、特公昭48
−25435号に開示されているように芳香族イソシ
アネート系ウレタンプレポリマーの芳香環をスル
ホン化した後鎖延長を行なう方法によつて容易に
行なうことができる。商業上入手できる代表的な
アニオン性ポリウレタン樹脂は日本ライヒホール
ド株式会社販売の種々のHYDRAN(水性ポリウ
レタン樹脂)である。 本発明に係る感光性組物中にしめるアニオン性
ポリウレタン樹脂の量は、2〜70重量%、より好
ましくは5〜50重量%である。 (感光性組成物) 上記のようなアニオン性ポリウレタン樹脂が加
えられる対象物たる感光性組成物について、以下
に説明する。 (1) ジアゾ樹脂からなる組成物 p−ジアゾジフエニルアミンとパラホルムアル
デヒドとの縮合物に代表されるジアゾ樹脂は、水
溶性のものでも、水不溶性のものでも良いが、好
ましくは、水不溶性かつ通常の有機溶媒に可溶性
のものが使用される。特に好ましいジアゾ化合物
としては、p−ジアゾフエニルアミンとホルムア
ルデヒド又はアセトアルデヒドとの縮合物の塩、
例えばフエノール塩、フルオロカプリン酸塩、及
びトリイソプロピルナフタレンスルホン酸、4,
4−ビフエニルジスルホン酸、5−ニトロオルト
−トルエンスルホン酸、5−スルホサリチル酸、
2,5−ジメチルベンゼンスルホン酸、2−ニト
ロベンゼンスルホン酸、3−クロロベンゼンスル
ホン酸、3−ブロモベンゼンスルホン酸、2−ク
ロロ−5−ニトロベンゼンスルホン酸、2−フル
オロカプリルナフタレンスルホン酸、1−ナフト
ール−5−スルホン酸、2−メトキシ−4−ヒド
ロオキシ−5−ベンゾイルベンゼンスルホン酸及
びパラトルエンスルホン酸などのスルホン酸の塩
などのように一分子中に2個以上のジアゾ基を有
する化合物である。この他望ましいジアゾ樹脂と
しては上記の塩を含む2,5−ジメトキシ−4−
p−トリルメルカプトンベンゼンジアゾニウムと
ホルムアルデヒドの縮合物、2,5−ジメトキシ
−4−モルホリノベンゼンジアゾニウムとホルム
アルデヒドまたはアセトアルデヒドとの縮合物が
含まれる。 また、英国特許第1312925号明細書に記載され
ているジアゾ樹脂も好ましい。 ジアゾ樹脂からなる感光性組成物には、付加的
にバインダーが加えられる。 かかるバインダーとしては、種々の高分子化合
物が使用され得るが、ヒドロキシ、アミノ、カル
ボン酸、アミド、スルホンアミド、活性メチレ
ン、チオアルコール、エポキシ等の基を含むもの
が好ましい。このような好ましいバインダーに
は、英国特許第1350521号明細書に記されている
シエラツク、英国特許第1460978号および米国特
許第4123276号の各明細書に記されているような
ヒドロキシエチルアクリレート単位またはヒドロ
キシエチルメタクリレート単位を主なる繰り返し
単位として含むポリマー、英国特許第1074392号
明細書に記されているフエノール樹脂等が包含さ
れる。 バインダーの含有量は、本発明による感光性組
成物を基準にしてアニオン性ポリウレタン樹脂と
の総和が40〜95重量%含まれているのが適当であ
る。バインダーの量が多くなれば(即ち、ジアゾ
樹脂の量が少なくなれば)感光性は当然大になる
が、経時安定性が低下する。最適のバインダーの
量は約70〜90重量%である。 ジアゾ樹脂からなる組成物には、更に、米国特
許第3236646号明細書に記載されている燐酸、染
料や顔料などの添加剤を加えることができる。 (2) o−キノンジアジド化合物からなる組成物 特に好ましいo−キノンジアジド化合物はo−
ナフトキノンジアジド化合物であり、例えば米国
特許第2766118号、同第2767092号、同第2772972
号、同第2859112号、同第2907665号、同第
3046110号、同第3046111号、同第3046115号、同
第3046118号、同第3046119号、同第3046120号、
同第3046121号、同第3046122号、同第3046123号、
同第3061430号、同第3102809号、同第3106465号、
同第3635709号、同第3647443号の各明細書をはじ
め、多数の刊行物に記されており、これらは好適
に使用することができる。これらの内でも、特に
芳香族ヒドロキシ化合物のo−ナフトキノンジア
ジドスルホン酸エステルまたはo−ナフトキノン
ジアジドカルボン酸エステル、および芳香族アミ
ノ化合物のo−ナフトキノンジアジドスルホン酸
アミドまたはo−ナフトキノンジアジドカルボン
酸アミドが好ましく、特に米国特許第3635709号
明細書に記されているピロガロールとアセトンと
の縮合物にo−ナフトキノンジアジドスルホン酸
をエステル反応させたもの、米国特許第40288111
号明細書に記されている末端にヒドロキシ基を有
するポリエステルにo−ナフトキノンジアジドス
ルホン酸、またはo−ナフトキノンジアジドカル
ボン酸をエステル反応させたもの、英国特許第
1494043号明細書に記されているようなp−ヒド
ロキシスチレンのホモポリマーまたはこれと他の
共重合し得るモノマーとの共重合体にo−ナフト
キノンジアジドスルホン酸またはo−ナフトキノ
ンジアジドカルボン酸をエステル反応させたもの
は非常にすぐれている。 これらのo−キノンジアジド化合物は、単独で
使用することができるが、アルカリ可溶性樹脂と
混合して用いた方が好ましい。好適なアルカリ可
溶性樹脂には、ノボラツク型フエノール樹脂が含
まれ、具体的には、フエノールホルムアルデヒド
樹脂、o−クレゾールホルムアルデヒド樹脂、m
−クレゾールホルムアルデヒド樹脂などが含まれ
る。更に米国特許第4123279号明細書に記されて
いる様に上記のようなフエノール樹脂と共に、t
−ブチルフエノールホルムアルデヒド樹脂のよう
な炭素数3〜8のアルキル基で置換されたフエノ
ールまたはクレゾールとホルムアルデヒドとの縮
合物とを併用すると、より一層好ましい。アルカ
リ可溶性樹脂は、o−キノンジアジド化合物との
総和を基準として約50〜約85重量、より好ましく
は60〜80重量%、含有させられる。 o−キノンジアジド化合物からなる感光性組成
物には、必要に応じて更に顔料や染料、可塑剤な
どを含有させることができる。 (3) 感光性アジド化合物からなる組成物 適当な感光性アジド化合物としてはアジド基が
直接又はカルボニル基又はスルホニル基を介して
芳香環に結合している芳香族アジド化合物があ
る。これらは光によりアジド基が分解して、ナイ
トレンを生じ、ナイトレンが種々の反応を起こし
て不溶化するものである。好ましい芳香族アジド
化合物としては、アジドフエニル、アジドスチリ
ル、アジドベンザル、アジドベンゾイル及びアジ
ドシンナモイルの如き基を1個又はそれ以上含む
化合物で、たとえば4,4′−ジアジドカルコン、
4−アジド−4′−(4−アジドベンゾイルエトキ
シ)カルコン、N,N−ビス−p−アジドベンザ
ル−p−フエニレンジアミン、1,2,6−トリ
(4′−アジドベンゾキシ)ヘキサン、2−アジド
−3−クロロ−ベンゾキノン、2,4−ジアジド
−4′−エトキシアゾベンゼン、2,6−ジ(4′−
アジドベンザル)−4−メチルシクロヘキサノン
4,4′−ジアジドベンゾフエノン、2,5−ジア
ジド−3,6−ジクロロベンゾキノン、2,5−
ビス(4−アジドスチリル)−1,3,4−オキ
サジアゾール、2−(4−アジドシンナモイル)
チオフエン、2,5−ジ(4′−アジドベンザル)
シクロヘキサノン、4,4′−ジアジドジフエニル
メタン、1−(4−アジドフエニル)−5−フリル
−2−ペンタ−2,4−ジエン−1−オン、1−
(4−アジドフエニル)−5−(4−メトキシフエ
ニル)−ペンタ−1,4−ジエン−3−オン、1
−(4−アジドフエニル)−3−(1−ナフチル)
プロペン−1−オン、1−(4−アジドフエニル)
−3−(4−ジメチルアミノフエニル)−プロパン
−1−オン、1−(4−アジドフエニル)−5−フ
エニル−1,4−ペンタジエン−3−オン、1−
(4−アジドフエニル)−3−(4−ニトロフエニ
ル)−2−プロペン−1−オン、1−(4−アジド
フエニル)−3−(2−フリル)−2−プロペン−
1−オン、1,2,6−トリ(4′−アジドベンゾ
キシ)ヘキサン、2,6−ビス−(4−アジドベ
ンジリジン−p−t−ブチル)シクロヘキサノ
ン、4,4′−ジアジドベンザルアセトン、4−
4′−ジアジドスチルベン−2,2′−ジスルホン
酸、4′−アジドベンザルアセトフエノン−2−ス
ルホン酸、4,4′−ジアジドスチルベン−α−カ
ルボン酸、ジ−(4−アジド−2′−ヒドロキシベ
ンザル)アセトン−2−スルホン酸、4−アジド
ベンザルアセトフエノン−2−スルホン酸、2−
アジド−1,4−ジベンゼンスルホニルアミノナ
フタレン、4,4′−ジアジド−スチルベン−2,
2′−ジスルホン酸アニリド等をあげることが出来
る。 またこれらの低分子量芳香族アジド化合物以外
にも特公昭44−9047号、同44−31837号、同45−
9613号、同45−24915号、同45−25713号、特開昭
50−5102号、同50−84302号、同50−84303号、同
53−12984号の各公報に記載のアジド基含有ポリ
マーも適当である。 これらの感光性アジド化合物は、好ましくはバ
インダーとしての高分子化合物と共に使用され
る。好ましいバインダーとしてはアルカリ可溶性
樹脂があり、例えばシエラツク、ロジンなどの天
然樹脂、例えばフエノールホルムアルデヒド樹
脂、m−クレゾールホルムアルデヒド樹脂などの
ノボラツク型フエノール樹脂、例えばポリアクリ
ル酸、ポリメタクリル酸、メタクリル酸−スチレ
ン共重合体、メタクリル酸−アクリル酸メチル共
重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体など
の不飽和カルボン酸の単独重合体またはこれと他
の共重合し得るモノマーとの共重合体、ポリ酢酸
ビニルの部分または完全けん化物を例えばヒドロ
キシベンズアルデヒド、カルボキシベンズアルデ
ヒドなどのアルデヒド部分アセタール化した樹
脂、ポリヒドロキシスチレンなどが含まれる。 バインダーはアニオン性ポリウレタン樹脂との
総和が、感光性アジド化合物からなる組成物の全
重量に対して約10重量%から約90重量%となる範
囲で含有させることが好ましい。 感光性アジド化合物からなる組成物には、更に
染料や顔料、例えばフタル酸エステル、燐酸エス
テル、脂肪族カルボン酸エステル、グリコール
類、スルフオンアミド類などの可塑剤、例えばミ
ヒラーケトン、9−フルオレノン、1−ニトロピ
レン、1,8−ジニトロピレン、2−クロロ−
1,2−ベンズアントラキノン、2−ブロモ−
1,2−ベンズアントラキノン、ピレン−1,6
−キノン、2−クロロ−1,8−フタロイルナフ
タレン、シアノアクリジンなどの増感剤などの添
加剤を加えることができる。 (4) 重合体の主鎖又は側鎖に
皮膜の耐摩耗性がすぐれかつ水系現像液で現像可
能な平版印刷版用感光性組成物(以下、単に「感
光性組成物という。)に関する。 〔従来技術〕 従来、皮膜の耐摩耗性を改良する感光性組成物
については多くのものが知られている。例えば感
光性ジアゾ樹脂にバインダーとして米国特許第
3751257号明細書に記されているポリアミド樹脂、
英国特許第1074392号明細書に記されている、例
えばポリビニルフオルマール樹脂、ポリビニルブ
チラール樹脂のようなポリビニルアセタール樹
脂、米国特許第3660097号明細書に記されている
線状ポリウレタン樹脂、ビスフエノールAとエピ
クロルヒドリンから縮合されたエポキシ樹脂、セ
ルロースアルキルエーテル、酢酸セルロース、セ
ルロースアセテートフタレート等のセルロース類
等を加えた感光性組成物が知られている。更にo
−キノンジアジド化合物にバインダーとして付加
的に米国特許第2826501号に示されているナイロ
ン、特公昭46−42448号に記されているポリウレ
タン、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂、特公昭46
−16049号に記されているポリビニルエーテル等
を加えた感光性組成物が知られている。しかしな
がこれらのものは水を主体とする水系現像液では
耐摩耗性を向上させるほど前記ポリマーを添加す
ると充分に現像ができないという欠点があつた。
水系現像液を用いれば、無臭、非燃焼性、無毒
性、廃液処理の容易性等非常に好ましいにもかか
わらず、耐摩耗性のすぐれた水系現像液で現像可
能な感光性組成物は見い出されていない。 〔発明の目的〕 従つて本発明の目的は、耐摩耗性がすぐれかつ
水系現像液で現像可能な平版印刷版用感光性組成
物を提供することである。 〔発明の構成〕 本発明の目的は、−COO-基または−SO3 -基か
ら選ばれたアニオン性基を有するアニオン性ポリ
ウレタン樹脂を含有することを特徴とする平版印
刷版用感光性組成物によつて達成される。 本発明に係る感光性組成物は支持体上に塗設
し、感光性平版印刷版とするのに用いるのに適切
である。 以下本発明について詳細に説明する。 (アニオン性ポリウレタン樹脂) 本発明に係るアニオン性ポリウレタン樹脂は従
来から数多く研究され、商業上入手することも可
能であるが、特公昭53−15874号、特公昭48−
25435号、特公昭49−2199号、特公昭44−27904
号、米国特許3412054号等に記載の方法によつて
容易に合成することができる。即ち、−COO-基
または−SO3 -基から選ばれたアニオン性基をポ
リウレタン鎖に結合させることによつて得られ
る。このようなアニオン性の親水基の導入は、特
公昭49−2199号に開示されているように、鎖延長
剤としてカルボン酸塩やスルホン酸塩を持つ活性
水素化合物を使用する方法、特公昭47−15517号
に開示されているように、鎖延長剤としてアミノ
酸を使用する方法、特公昭47−22707号に開示さ
れているように、鎖延長剤としてスルホン酸金属
塩を含有するポリオール使用する方法、特公昭48
−25435号に開示されているように芳香族イソシ
アネート系ウレタンプレポリマーの芳香環をスル
ホン化した後鎖延長を行なう方法によつて容易に
行なうことができる。商業上入手できる代表的な
アニオン性ポリウレタン樹脂は日本ライヒホール
ド株式会社販売の種々のHYDRAN(水性ポリウ
レタン樹脂)である。 本発明に係る感光性組物中にしめるアニオン性
ポリウレタン樹脂の量は、2〜70重量%、より好
ましくは5〜50重量%である。 (感光性組成物) 上記のようなアニオン性ポリウレタン樹脂が加
えられる対象物たる感光性組成物について、以下
に説明する。 (1) ジアゾ樹脂からなる組成物 p−ジアゾジフエニルアミンとパラホルムアル
デヒドとの縮合物に代表されるジアゾ樹脂は、水
溶性のものでも、水不溶性のものでも良いが、好
ましくは、水不溶性かつ通常の有機溶媒に可溶性
のものが使用される。特に好ましいジアゾ化合物
としては、p−ジアゾフエニルアミンとホルムア
ルデヒド又はアセトアルデヒドとの縮合物の塩、
例えばフエノール塩、フルオロカプリン酸塩、及
びトリイソプロピルナフタレンスルホン酸、4,
4−ビフエニルジスルホン酸、5−ニトロオルト
−トルエンスルホン酸、5−スルホサリチル酸、
2,5−ジメチルベンゼンスルホン酸、2−ニト
ロベンゼンスルホン酸、3−クロロベンゼンスル
ホン酸、3−ブロモベンゼンスルホン酸、2−ク
ロロ−5−ニトロベンゼンスルホン酸、2−フル
オロカプリルナフタレンスルホン酸、1−ナフト
ール−5−スルホン酸、2−メトキシ−4−ヒド
ロオキシ−5−ベンゾイルベンゼンスルホン酸及
びパラトルエンスルホン酸などのスルホン酸の塩
などのように一分子中に2個以上のジアゾ基を有
する化合物である。この他望ましいジアゾ樹脂と
しては上記の塩を含む2,5−ジメトキシ−4−
p−トリルメルカプトンベンゼンジアゾニウムと
ホルムアルデヒドの縮合物、2,5−ジメトキシ
−4−モルホリノベンゼンジアゾニウムとホルム
アルデヒドまたはアセトアルデヒドとの縮合物が
含まれる。 また、英国特許第1312925号明細書に記載され
ているジアゾ樹脂も好ましい。 ジアゾ樹脂からなる感光性組成物には、付加的
にバインダーが加えられる。 かかるバインダーとしては、種々の高分子化合
物が使用され得るが、ヒドロキシ、アミノ、カル
ボン酸、アミド、スルホンアミド、活性メチレ
ン、チオアルコール、エポキシ等の基を含むもの
が好ましい。このような好ましいバインダーに
は、英国特許第1350521号明細書に記されている
シエラツク、英国特許第1460978号および米国特
許第4123276号の各明細書に記されているような
ヒドロキシエチルアクリレート単位またはヒドロ
キシエチルメタクリレート単位を主なる繰り返し
単位として含むポリマー、英国特許第1074392号
明細書に記されているフエノール樹脂等が包含さ
れる。 バインダーの含有量は、本発明による感光性組
成物を基準にしてアニオン性ポリウレタン樹脂と
の総和が40〜95重量%含まれているのが適当であ
る。バインダーの量が多くなれば(即ち、ジアゾ
樹脂の量が少なくなれば)感光性は当然大になる
が、経時安定性が低下する。最適のバインダーの
量は約70〜90重量%である。 ジアゾ樹脂からなる組成物には、更に、米国特
許第3236646号明細書に記載されている燐酸、染
料や顔料などの添加剤を加えることができる。 (2) o−キノンジアジド化合物からなる組成物 特に好ましいo−キノンジアジド化合物はo−
ナフトキノンジアジド化合物であり、例えば米国
特許第2766118号、同第2767092号、同第2772972
号、同第2859112号、同第2907665号、同第
3046110号、同第3046111号、同第3046115号、同
第3046118号、同第3046119号、同第3046120号、
同第3046121号、同第3046122号、同第3046123号、
同第3061430号、同第3102809号、同第3106465号、
同第3635709号、同第3647443号の各明細書をはじ
め、多数の刊行物に記されており、これらは好適
に使用することができる。これらの内でも、特に
芳香族ヒドロキシ化合物のo−ナフトキノンジア
ジドスルホン酸エステルまたはo−ナフトキノン
ジアジドカルボン酸エステル、および芳香族アミ
ノ化合物のo−ナフトキノンジアジドスルホン酸
アミドまたはo−ナフトキノンジアジドカルボン
酸アミドが好ましく、特に米国特許第3635709号
明細書に記されているピロガロールとアセトンと
の縮合物にo−ナフトキノンジアジドスルホン酸
をエステル反応させたもの、米国特許第40288111
号明細書に記されている末端にヒドロキシ基を有
するポリエステルにo−ナフトキノンジアジドス
ルホン酸、またはo−ナフトキノンジアジドカル
ボン酸をエステル反応させたもの、英国特許第
1494043号明細書に記されているようなp−ヒド
ロキシスチレンのホモポリマーまたはこれと他の
共重合し得るモノマーとの共重合体にo−ナフト
キノンジアジドスルホン酸またはo−ナフトキノ
ンジアジドカルボン酸をエステル反応させたもの
は非常にすぐれている。 これらのo−キノンジアジド化合物は、単独で
使用することができるが、アルカリ可溶性樹脂と
混合して用いた方が好ましい。好適なアルカリ可
溶性樹脂には、ノボラツク型フエノール樹脂が含
まれ、具体的には、フエノールホルムアルデヒド
樹脂、o−クレゾールホルムアルデヒド樹脂、m
−クレゾールホルムアルデヒド樹脂などが含まれ
る。更に米国特許第4123279号明細書に記されて
いる様に上記のようなフエノール樹脂と共に、t
−ブチルフエノールホルムアルデヒド樹脂のよう
な炭素数3〜8のアルキル基で置換されたフエノ
ールまたはクレゾールとホルムアルデヒドとの縮
合物とを併用すると、より一層好ましい。アルカ
リ可溶性樹脂は、o−キノンジアジド化合物との
総和を基準として約50〜約85重量、より好ましく
は60〜80重量%、含有させられる。 o−キノンジアジド化合物からなる感光性組成
物には、必要に応じて更に顔料や染料、可塑剤な
どを含有させることができる。 (3) 感光性アジド化合物からなる組成物 適当な感光性アジド化合物としてはアジド基が
直接又はカルボニル基又はスルホニル基を介して
芳香環に結合している芳香族アジド化合物があ
る。これらは光によりアジド基が分解して、ナイ
トレンを生じ、ナイトレンが種々の反応を起こし
て不溶化するものである。好ましい芳香族アジド
化合物としては、アジドフエニル、アジドスチリ
ル、アジドベンザル、アジドベンゾイル及びアジ
ドシンナモイルの如き基を1個又はそれ以上含む
化合物で、たとえば4,4′−ジアジドカルコン、
4−アジド−4′−(4−アジドベンゾイルエトキ
シ)カルコン、N,N−ビス−p−アジドベンザ
ル−p−フエニレンジアミン、1,2,6−トリ
(4′−アジドベンゾキシ)ヘキサン、2−アジド
−3−クロロ−ベンゾキノン、2,4−ジアジド
−4′−エトキシアゾベンゼン、2,6−ジ(4′−
アジドベンザル)−4−メチルシクロヘキサノン
4,4′−ジアジドベンゾフエノン、2,5−ジア
ジド−3,6−ジクロロベンゾキノン、2,5−
ビス(4−アジドスチリル)−1,3,4−オキ
サジアゾール、2−(4−アジドシンナモイル)
チオフエン、2,5−ジ(4′−アジドベンザル)
シクロヘキサノン、4,4′−ジアジドジフエニル
メタン、1−(4−アジドフエニル)−5−フリル
−2−ペンタ−2,4−ジエン−1−オン、1−
(4−アジドフエニル)−5−(4−メトキシフエ
ニル)−ペンタ−1,4−ジエン−3−オン、1
−(4−アジドフエニル)−3−(1−ナフチル)
プロペン−1−オン、1−(4−アジドフエニル)
−3−(4−ジメチルアミノフエニル)−プロパン
−1−オン、1−(4−アジドフエニル)−5−フ
エニル−1,4−ペンタジエン−3−オン、1−
(4−アジドフエニル)−3−(4−ニトロフエニ
ル)−2−プロペン−1−オン、1−(4−アジド
フエニル)−3−(2−フリル)−2−プロペン−
1−オン、1,2,6−トリ(4′−アジドベンゾ
キシ)ヘキサン、2,6−ビス−(4−アジドベ
ンジリジン−p−t−ブチル)シクロヘキサノ
ン、4,4′−ジアジドベンザルアセトン、4−
4′−ジアジドスチルベン−2,2′−ジスルホン
酸、4′−アジドベンザルアセトフエノン−2−ス
ルホン酸、4,4′−ジアジドスチルベン−α−カ
ルボン酸、ジ−(4−アジド−2′−ヒドロキシベ
ンザル)アセトン−2−スルホン酸、4−アジド
ベンザルアセトフエノン−2−スルホン酸、2−
アジド−1,4−ジベンゼンスルホニルアミノナ
フタレン、4,4′−ジアジド−スチルベン−2,
2′−ジスルホン酸アニリド等をあげることが出来
る。 またこれらの低分子量芳香族アジド化合物以外
にも特公昭44−9047号、同44−31837号、同45−
9613号、同45−24915号、同45−25713号、特開昭
50−5102号、同50−84302号、同50−84303号、同
53−12984号の各公報に記載のアジド基含有ポリ
マーも適当である。 これらの感光性アジド化合物は、好ましくはバ
インダーとしての高分子化合物と共に使用され
る。好ましいバインダーとしてはアルカリ可溶性
樹脂があり、例えばシエラツク、ロジンなどの天
然樹脂、例えばフエノールホルムアルデヒド樹
脂、m−クレゾールホルムアルデヒド樹脂などの
ノボラツク型フエノール樹脂、例えばポリアクリ
ル酸、ポリメタクリル酸、メタクリル酸−スチレ
ン共重合体、メタクリル酸−アクリル酸メチル共
重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体など
の不飽和カルボン酸の単独重合体またはこれと他
の共重合し得るモノマーとの共重合体、ポリ酢酸
ビニルの部分または完全けん化物を例えばヒドロ
キシベンズアルデヒド、カルボキシベンズアルデ
ヒドなどのアルデヒド部分アセタール化した樹
脂、ポリヒドロキシスチレンなどが含まれる。 バインダーはアニオン性ポリウレタン樹脂との
総和が、感光性アジド化合物からなる組成物の全
重量に対して約10重量%から約90重量%となる範
囲で含有させることが好ましい。 感光性アジド化合物からなる組成物には、更に
染料や顔料、例えばフタル酸エステル、燐酸エス
テル、脂肪族カルボン酸エステル、グリコール
類、スルフオンアミド類などの可塑剤、例えばミ
ヒラーケトン、9−フルオレノン、1−ニトロピ
レン、1,8−ジニトロピレン、2−クロロ−
1,2−ベンズアントラキノン、2−ブロモ−
1,2−ベンズアントラキノン、ピレン−1,6
−キノン、2−クロロ−1,8−フタロイルナフ
タレン、シアノアクリジンなどの増感剤などの添
加剤を加えることができる。 (4) 重合体の主鎖又は側鎖に
【式】
基を含む高分子化合物からなる組成物
重合体主鎖又は側鎖に感光性基として
本発明による感光性組成物を用いることにより
耐摩耗性がすぐれかつ水系現像液で現像できる感
光性平版印刷版をうることができる。 以下、実施例を挙げて本発明を例証するが本発
明の実施態様はこれらに限定されない。 実施例 1 〔水性ポリウレタン樹脂合成〕 温度計、冷却器、撹拌棒、滴下ロート付の四つ
口フラスコに80/20トリレンジイソシアナート
(2.4体80%、2.6体20%のトリレンジイソシアナ
ート)87gを採り、これにポリプロピレングリコ
ール(分子量400)100gを溶解したアセトン溶液
201gを加え撹拌下60℃で3時間反応させNCO末
端プレポリマーを作つた。 次いで鎖延長剤 65gをジメチルホルムアミド35gに溶解した溶液
を上記プレポリマーに徐々に滴下し、56℃で3時
間反応させた。しかる後40ジメチルアミン水溶液
70gを加えよく混合し、更に脱塩水200gを加え
30分間撹拌すると淡黄色透明なウレタン水溶液が
得られた。 厚さ0.3mmの2S材アルミニウム板を80℃に保持
された第三リン酸ナトリウムの10%水溶液に30秒
間浸漬して脱脂し、パミススラリーをこのアルミ
ニウム板の上に流しながらナイロンブラツシでこ
すつて砂目を立て、続いて60℃のアルミナ酸ナト
リウムで10秒間エツチングし、引き続き硫酸水素
ナトリウム3%水溶液で洗滌した。このアルミニ
ウム板を20%硫酸中で電流密度2A/dm2におい
て2分間陽極酸化し、その後の工程で70℃の2.5
%珪酸ナトリウム水溶液で1分間処理し、水洗乾
燥した。続いて、下記感光液をホイラーにより塗
布し、100℃、2分間乾燥した。 メタクリル酸メチル/メタクリル酸(モル比
85/15、MEK溶液、30℃に於ける極限粘度
0.166) 48g トリメチロールプロパントリアクリレート 48g 3−メチル−2−ベンゾイルメチレンナフト
〔1・2−d〕チアゾール 5g 前記合成例記載の水性ポリウレタン樹脂 24g フタロシアニンブルー(CI.Blue#15) 3g エチレンジクロライド 500g メチルセロソルブアセテート 500g 乾燥後、ポリビニルアルコールの3重量%の水
溶液を上記感光層の表面に塗布した。乾燥後膜重
量はそれぞれ3g/m2、1.5g/m2であつた。こ
れをサンプルAとする。 比較のために上記感光液から水性ポリウレタン
樹脂を除いて同様に塗布、乾燥し、ポリビニルア
ルコールの3重量%の水溶液を感光層の表面に塗
布した。乾燥後膜重量はそれぞれ3g/m2、1.5
g/m2であつた。 これをサンプルBとする。 この感光性平版印刷版を2KWのメタルハライ
ドランプを持つヌアークプリンターでネガ画像フ
イルムを通して30カウント露光し、つづいて現像
した。使用した現像機は富士写真フイルム(株)製の
PSプロセサー400S、現像時間30秒、下記の組成
の現像液を使用した。 ベンジルアルコール 10g モノエタノールアミン 1g トリエタノールアミン 10g イソプロピルナフタレンスルホン酸ソーダ 2g 純 水 1000ml 本発明によるサンプルAは、比較例であるサン
プルBと同様に感光層が溶解し、ネガ画像が形成
した。 水洗後、14゜Be′のアラビアガム溶液を版面に塗
布し、バフドライした。こうして完成した印刷版
を7日間保存後、ハイデルベルグG.T.O.型印刷
機に取付けて印刷した。刷り出し後、インキ濃度
が所定の濃度になる迄の印刷枚数(着肉枚数)と
印刷版が摩耗してインキ濃度が薄くなる迄の印刷
枚数(耐刷枚数)は表1の如くであつた。
耐摩耗性がすぐれかつ水系現像液で現像できる感
光性平版印刷版をうることができる。 以下、実施例を挙げて本発明を例証するが本発
明の実施態様はこれらに限定されない。 実施例 1 〔水性ポリウレタン樹脂合成〕 温度計、冷却器、撹拌棒、滴下ロート付の四つ
口フラスコに80/20トリレンジイソシアナート
(2.4体80%、2.6体20%のトリレンジイソシアナ
ート)87gを採り、これにポリプロピレングリコ
ール(分子量400)100gを溶解したアセトン溶液
201gを加え撹拌下60℃で3時間反応させNCO末
端プレポリマーを作つた。 次いで鎖延長剤 65gをジメチルホルムアミド35gに溶解した溶液
を上記プレポリマーに徐々に滴下し、56℃で3時
間反応させた。しかる後40ジメチルアミン水溶液
70gを加えよく混合し、更に脱塩水200gを加え
30分間撹拌すると淡黄色透明なウレタン水溶液が
得られた。 厚さ0.3mmの2S材アルミニウム板を80℃に保持
された第三リン酸ナトリウムの10%水溶液に30秒
間浸漬して脱脂し、パミススラリーをこのアルミ
ニウム板の上に流しながらナイロンブラツシでこ
すつて砂目を立て、続いて60℃のアルミナ酸ナト
リウムで10秒間エツチングし、引き続き硫酸水素
ナトリウム3%水溶液で洗滌した。このアルミニ
ウム板を20%硫酸中で電流密度2A/dm2におい
て2分間陽極酸化し、その後の工程で70℃の2.5
%珪酸ナトリウム水溶液で1分間処理し、水洗乾
燥した。続いて、下記感光液をホイラーにより塗
布し、100℃、2分間乾燥した。 メタクリル酸メチル/メタクリル酸(モル比
85/15、MEK溶液、30℃に於ける極限粘度
0.166) 48g トリメチロールプロパントリアクリレート 48g 3−メチル−2−ベンゾイルメチレンナフト
〔1・2−d〕チアゾール 5g 前記合成例記載の水性ポリウレタン樹脂 24g フタロシアニンブルー(CI.Blue#15) 3g エチレンジクロライド 500g メチルセロソルブアセテート 500g 乾燥後、ポリビニルアルコールの3重量%の水
溶液を上記感光層の表面に塗布した。乾燥後膜重
量はそれぞれ3g/m2、1.5g/m2であつた。こ
れをサンプルAとする。 比較のために上記感光液から水性ポリウレタン
樹脂を除いて同様に塗布、乾燥し、ポリビニルア
ルコールの3重量%の水溶液を感光層の表面に塗
布した。乾燥後膜重量はそれぞれ3g/m2、1.5
g/m2であつた。 これをサンプルBとする。 この感光性平版印刷版を2KWのメタルハライ
ドランプを持つヌアークプリンターでネガ画像フ
イルムを通して30カウント露光し、つづいて現像
した。使用した現像機は富士写真フイルム(株)製の
PSプロセサー400S、現像時間30秒、下記の組成
の現像液を使用した。 ベンジルアルコール 10g モノエタノールアミン 1g トリエタノールアミン 10g イソプロピルナフタレンスルホン酸ソーダ 2g 純 水 1000ml 本発明によるサンプルAは、比較例であるサン
プルBと同様に感光層が溶解し、ネガ画像が形成
した。 水洗後、14゜Be′のアラビアガム溶液を版面に塗
布し、バフドライした。こうして完成した印刷版
を7日間保存後、ハイデルベルグG.T.O.型印刷
機に取付けて印刷した。刷り出し後、インキ濃度
が所定の濃度になる迄の印刷枚数(着肉枚数)と
印刷版が摩耗してインキ濃度が薄くなる迄の印刷
枚数(耐刷枚数)は表1の如くであつた。
【表】
本発明によるサンプルAは比較例のサンプルB
に比較して、着肉枚数が少なく、耐刷枚数が多い
という結果を示した。 実施例 2 実施例1で用いた支持体に下記感光液をホイラ
ーにより塗布し、100℃、2分間乾燥した。 アセトン−ピロガロール樹脂のナフトキノン−
1,2−ジアジド(2)−5−スルホン酸エステル
(合成法は米国特許第3635709号明細書実施例1
の方法による) 2.5g クレゾール−ホルムアルデヒド樹脂(ヒタノー
ル#3110、日立化成工業(株)製) 4g 水性ポリウレタン樹脂HYDRAN、HW−102
(日本ライヒホールド株式会社販売) 1.5g オイルブルー#603(オリエント化学工業(株)製)
0.4g メチルエチルケトン 75g シクロヘキサノン 60g 乾燥後膜重量は2.5g/m2であつた。これをサ
ンプルCとする。比較のために上記感光液から水
性ポリウレタン樹脂を除いて、かつクレゾール−
ホルムアルデヒド樹脂を5gにした感光液を同様
に塗布、乾燥した。乾燥後膜重量は2.5g/m2で
あつた。これをサンプルDとする。さらに比較の
ために上記感光液に使用した水性ポリウレタン樹
脂の代わりに特公昭49−36961号に示されている
エスタン5715ポリウレタン樹脂(B.F.グリツドリ
ツチ社販売)を同量用いて、同様に塗布乾燥し
た。乾燥後膜重量は2.5g/m2であつた。これを
サンプルEとする。 このようにして作られた感光性平版印刷版は真
空焼枠中で、透明ポジテイブフイルムを通して、
1mの距離から富士フイルムPSライト(東芝メタ
ルハライドランプMU2000−2−OL型3kWの光
源を有し、富士写真フイルム(株)より販売されてい
るもの)により、30秒間露光を行つた。引続いて
プレートを次の組成を有する現像液中に浸漬し、
現像を行つた。 JIS1号珪酸ソーダ 10g メタ珪酸ソーダ 5g 純 水 180ml 本発明によるサンプルCは比較例であるサンプ
ルDと同様に感光層が溶解し、ポジ画像が形成し
たが、サンプルEは感光層が溶解せず画像が形成
しなかつた。 水洗後、14゜Be′のアラビアガム溶液を版面に塗
布し、バフドライした。こうして完成した印刷版
を7日間保存後、ハイデルベルグG.T.O.型印刷
機に取付けて印刷した。 着肉枚数、耐刷枚数の結果は表2の如くであつ
た。
に比較して、着肉枚数が少なく、耐刷枚数が多い
という結果を示した。 実施例 2 実施例1で用いた支持体に下記感光液をホイラ
ーにより塗布し、100℃、2分間乾燥した。 アセトン−ピロガロール樹脂のナフトキノン−
1,2−ジアジド(2)−5−スルホン酸エステル
(合成法は米国特許第3635709号明細書実施例1
の方法による) 2.5g クレゾール−ホルムアルデヒド樹脂(ヒタノー
ル#3110、日立化成工業(株)製) 4g 水性ポリウレタン樹脂HYDRAN、HW−102
(日本ライヒホールド株式会社販売) 1.5g オイルブルー#603(オリエント化学工業(株)製)
0.4g メチルエチルケトン 75g シクロヘキサノン 60g 乾燥後膜重量は2.5g/m2であつた。これをサ
ンプルCとする。比較のために上記感光液から水
性ポリウレタン樹脂を除いて、かつクレゾール−
ホルムアルデヒド樹脂を5gにした感光液を同様
に塗布、乾燥した。乾燥後膜重量は2.5g/m2で
あつた。これをサンプルDとする。さらに比較の
ために上記感光液に使用した水性ポリウレタン樹
脂の代わりに特公昭49−36961号に示されている
エスタン5715ポリウレタン樹脂(B.F.グリツドリ
ツチ社販売)を同量用いて、同様に塗布乾燥し
た。乾燥後膜重量は2.5g/m2であつた。これを
サンプルEとする。 このようにして作られた感光性平版印刷版は真
空焼枠中で、透明ポジテイブフイルムを通して、
1mの距離から富士フイルムPSライト(東芝メタ
ルハライドランプMU2000−2−OL型3kWの光
源を有し、富士写真フイルム(株)より販売されてい
るもの)により、30秒間露光を行つた。引続いて
プレートを次の組成を有する現像液中に浸漬し、
現像を行つた。 JIS1号珪酸ソーダ 10g メタ珪酸ソーダ 5g 純 水 180ml 本発明によるサンプルCは比較例であるサンプ
ルDと同様に感光層が溶解し、ポジ画像が形成し
たが、サンプルEは感光層が溶解せず画像が形成
しなかつた。 水洗後、14゜Be′のアラビアガム溶液を版面に塗
布し、バフドライした。こうして完成した印刷版
を7日間保存後、ハイデルベルグG.T.O.型印刷
機に取付けて印刷した。 着肉枚数、耐刷枚数の結果は表2の如くであつ
た。
【表】
本発明によるサンプルCは比較例のサンプルD
に比較して着肉枚数が少なく、耐刷枚数が多いと
いう結果を示した。 実施例 3 実施例1で用いた支持体に下記感光液をホイラ
ーにより塗布し、100℃、2分間乾燥した。 2−ヒドロキシエチルメタクリレート共重合体
(米国特許第4123276号の実施例1で使用したも
の) 0.67g p−ジアゾジフエニルアミンとパラホルムアル
デヒドの縮合物の2−メトキシ−4−ヒドロオ
キシ−5−ベンゾイルベンゼンスルホン酸塩
0.1g 実施例1で用いた水性ポリウレタン 0.2g オイルブル−#603(オリエント化学工業(株)製)
0.03g 2−メトキシエタノール 6g メタノール 6g エチレンジクロライド 6g 乾燥後膜重量は2.1g/m2であつた。これをサ
ンプルFとする。 比較のために上記感光液から水性ポリウレタン
樹脂を除いて、かつ2−ヒドロキシエチルメタク
リレート共重合体を0.87gにした感光液を同様に
塗布、乾燥した。乾燥後膜重量は2.1g/m2であ
つた、これをサンプルGとする。 このようにして作られた作られた感光性平版印
刷版は真空焼枠中で、透明ネガテイブフイルムを
通して、1mの距離から富士フイルムPSライト
(2KWメタルハライドランプ使用)で50秒露光
し、つぎに示す現像液にて、25℃で1分間浸漬
後、脱脂綿で表面を軽くこすり、未露光部を除去
し平版印刷版をえた。 亜硫酸ナトリウム 3g ベンジルアルコール 30g トリエタノールアミン 20g モノエタノールアミン 5g ペレツクスNBL(t−ブチルナフタレンスルホ
ン酸ナトリウム、花王アトラス(株)製) 30g 水 1000ml 本発明によるサンプルFは、比較例であるサン
プルGと同様に感光層が溶解し、ネガ画像が形成
した。 水洗後、14゜Be′のアラビアガム溶液を版面に塗
布し、パフドライした。 こうして完成した印刷版を7日間保存後、ハイ
デルベルグG.T.O型印刷機に取付けて印刷した。
着肉枚数、耐刷枚数の結果は表3の如くであつ
た。
に比較して着肉枚数が少なく、耐刷枚数が多いと
いう結果を示した。 実施例 3 実施例1で用いた支持体に下記感光液をホイラ
ーにより塗布し、100℃、2分間乾燥した。 2−ヒドロキシエチルメタクリレート共重合体
(米国特許第4123276号の実施例1で使用したも
の) 0.67g p−ジアゾジフエニルアミンとパラホルムアル
デヒドの縮合物の2−メトキシ−4−ヒドロオ
キシ−5−ベンゾイルベンゼンスルホン酸塩
0.1g 実施例1で用いた水性ポリウレタン 0.2g オイルブル−#603(オリエント化学工業(株)製)
0.03g 2−メトキシエタノール 6g メタノール 6g エチレンジクロライド 6g 乾燥後膜重量は2.1g/m2であつた。これをサ
ンプルFとする。 比較のために上記感光液から水性ポリウレタン
樹脂を除いて、かつ2−ヒドロキシエチルメタク
リレート共重合体を0.87gにした感光液を同様に
塗布、乾燥した。乾燥後膜重量は2.1g/m2であ
つた、これをサンプルGとする。 このようにして作られた作られた感光性平版印
刷版は真空焼枠中で、透明ネガテイブフイルムを
通して、1mの距離から富士フイルムPSライト
(2KWメタルハライドランプ使用)で50秒露光
し、つぎに示す現像液にて、25℃で1分間浸漬
後、脱脂綿で表面を軽くこすり、未露光部を除去
し平版印刷版をえた。 亜硫酸ナトリウム 3g ベンジルアルコール 30g トリエタノールアミン 20g モノエタノールアミン 5g ペレツクスNBL(t−ブチルナフタレンスルホ
ン酸ナトリウム、花王アトラス(株)製) 30g 水 1000ml 本発明によるサンプルFは、比較例であるサン
プルGと同様に感光層が溶解し、ネガ画像が形成
した。 水洗後、14゜Be′のアラビアガム溶液を版面に塗
布し、パフドライした。 こうして完成した印刷版を7日間保存後、ハイ
デルベルグG.T.O型印刷機に取付けて印刷した。
着肉枚数、耐刷枚数の結果は表3の如くであつ
た。
【表】
本発明によるサンプルFは比較例のサンプルG
に比較して着肉枚数が少なく、耐刷枚数が多いと
いう結果を示した。
に比較して着肉枚数が少なく、耐刷枚数が多いと
いう結果を示した。
Claims (1)
- 1 −COO-基または−SO3 -基から選ばれたアニ
オン性基を有するアニオン性ポリウレタン樹脂を
含有することを特徴とする平版印刷版用感光性組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14264684A JPS6120939A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 平版印刷版用感光性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14264684A JPS6120939A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 平版印刷版用感光性組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6120939A JPS6120939A (ja) | 1986-01-29 |
| JPH0462574B2 true JPH0462574B2 (ja) | 1992-10-06 |
Family
ID=15320190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14264684A Granted JPS6120939A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 平版印刷版用感光性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6120939A (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07120038B2 (ja) * | 1985-11-22 | 1995-12-20 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光性組成物 |
| JPH061380B2 (ja) * | 1986-01-30 | 1994-01-05 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光性組成物 |
| US4877711A (en) * | 1986-05-19 | 1989-10-31 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Light-sensitive diazo photopolymerizable composition with polyurethane having carbon-carbon unsaturated and a carboxyl group |
| JPH07120039B2 (ja) * | 1986-11-14 | 1995-12-20 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光性組成物 |
| JPH0776832B2 (ja) * | 1986-11-28 | 1995-08-16 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光性組成物 |
| JPH07120041B2 (ja) * | 1987-05-21 | 1995-12-20 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光性組成物 |
| JPH07120040B2 (ja) * | 1987-05-21 | 1995-12-20 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光性組成物 |
| JPH07120042B2 (ja) * | 1987-05-21 | 1995-12-20 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光性組成物 |
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-
1984
- 1984-07-10 JP JP14264684A patent/JPS6120939A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6120939A (ja) | 1986-01-29 |
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