JPH0475147B2 - - Google Patents
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- JPH0475147B2 JPH0475147B2 JP58065043A JP6504383A JPH0475147B2 JP H0475147 B2 JPH0475147 B2 JP H0475147B2 JP 58065043 A JP58065043 A JP 58065043A JP 6504383 A JP6504383 A JP 6504383A JP H0475147 B2 JPH0475147 B2 JP H0475147B2
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- heat
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/002—Photosensitive materials containing microcapsules
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/52—Compositions containing diazo compounds as photosensitive substances
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Description
本発明は感熱記録材料に関するものであり、特
に定着可能なジアゾ系感熱記録材料に関するもの
である。更に詳しくは、熱記録前の保存性が優
れ、しかも熱記録時の発色濃度が高く、熱記録後
光定着が可能な感熱記録材料に関するものであ
る。 感熱記録方法は、(1)現像が不要である、(2)支持
体が紙の場合は紙質が一般紙に近い、(3)取り扱い
が容易である、(4)発色濃度が高い、(5)記録装置が
簡単であり安価である、(6)記録時の騒音がない等
の利点があるため、フアクシミリやプリンターの
分野で近年急速に普及している。これの感熱記録
材料としては、主として発色濃度や発色速度に優
れたロイコ発色型感熱記録材料が用いられてい
る。しかしながら、ロイコ発色型感熱記録材料は
記録後の取り扱いや加熱あるいは溶剤類の付着に
より発色し、記録画像を汚してしまうという欠点
を持つており、またセロハン粘着テープ中の可塑
剤により消色するという欠点を持つている。これ
らの不注意な取り扱いによる発色を防止するため
に、粒状系ワツクスを添加する(特公昭50−
14531号)とか、可塑剤の浸透を防止するために、
被覆層を設ける(実開昭56−125354号)等が知ら
れている。しかしながら、まだ充分満足されるも
のではなく、特に記録後の改ざんをきらう目的に
は用いられず、その改良が強く望まれていた。 一方、ジアゾ化合物を使用した感熱記録材料に
あつては、熱記録後不要な部分の発色を停止させ
る方法として、特開昭57−123086号、特開昭57−
125092号等に開示されているようなジアゾ化合
物、カツプリング成分及びアルカリ発生剤又は発
色助剤からなる感熱記録材料を用いて熱記録後光
照射を行つて未反応のジアゾ化合物を分解して発
色を停止させる方法が知られている。しかしこの
記録材料も保存中にプレカツプリングが徐々に進
み、好ましくない着色(カブリ)が発生すること
がある。このために発色成分の内いずれか1種を
不連続粒子(固体分散)の形で存在させることに
より、成分間の接触を防ぎ、プレカツプリングを
防止することが行われているが、記録材料の保存
性(以下、生保存性と呼ぶ)がまだ充分でないう
え熱発色が低下するという欠点がある。 他の対策として成分間の接触を最小にするため
に、ジアゾ化合物とカプラー成分とを別層として
分離することが知られている。この方法は生保存
性は良好に改善されるものの熱発色性の低下が大
きく、パルス巾の短い高速記録には応答できず実
用的ではない。更に生保存性と熱発色性の両方を
満足させる方法としてカツプリング成分及び発色
助剤のいずれかを非極性ワツクス状物質(特開昭
57−4414号、特開昭57−142636号)や、疎水性高
分子物質(特開昭57−192944号)でカプセル化す
ることにより他の成分と隔離することが知られて
いる。 しかしこれらのカプセル化方法は、ワツクスあ
るいは高分子物質をそれらの溶媒で溶解し、それ
らの溶液中に発色成分を溶解するかあるいは分散
してマイクロカプセルを形成するものである。そ
のために発色成分を溶解して形成した場合は、発
色成分がマイクロカプセルの芯物質とならずにマ
イクロカプセル化物質と均一に混合し、マイクロ
カプセルの壁界面で保存中にプレカツプリングが
徐々に進行して生保存性が充分満足されない。ま
た発色成分を分散した形成して場合は、マイクロ
カプセルの壁が熱融解しないと発色反応を生じな
いので熱発色性が低下する。更にマイクロカプセ
ルを形成した後ワツクスあるいは高分子物質を溶
解するのに用いた溶媒を除去しなければならない
という製造上の問題があり充分満足されるもので
はない。 そこで、本発明の第1の目的は、ジアゾ化合物
を使用した感熱記録材料にあつて、生保存性が優
れ、かつ熱発色性の高い感熱記録材料を提供する
ことにある。 本発明の第2の目的は、熱記録後未反応のジア
ゾ化合物を光分解して、発色不要部分の発色を停
止する(以下、定着と呼ぶ)ことができる感熱記
録材料を提供することにある。 本発明の第3の目的は、製造適性の優れた感熱
記録材料を提供することにある。 本発明者等は鋭意研究の結果、支持体上に、ジ
アゾ化合物、カツプリング成分及び発色助剤を主
成分として含有する記録層を設けた感熱記録材料
において、該主成分のうちジアゾ化合物のみをマ
イクロカプセル内に含有し、該マイクロカプセル
の壁は、マイクロカプセルの芯物質を乳化した
後、芯物質の周囲に重合によつて形成された高分
子物質により成り、かつ該高分子物質がポリウレ
タン、ポリウレアを主成分とするものであること
を特徴とする感熱記録材料によつて達成された。 本発明のマイクロカプセルは、従来の記録材料
に用いられているように熱や圧力によつて破壊し
てマイクロカプセルの芯に含有されている反応性
物質とマイクロカプセル外の反応性物質を接触さ
せて発色反応を生じさせるものではなく、マイク
ロカプセルの芯及び外に存在する反応性物質を加
熱することによつて、マイクロカプセル壁を透過
して反応させるものである。これまでマイクロカ
プセル壁を重合法によつて形成した場合は完全に
不透過膜にはならず透過性を有することが知られ
ていた。このマイクロカプセル壁の透過性は、低
分子物質が長期にわたつて徐々に透過してゆく現
象として知られていたが、本発明の様に加熱によ
つて瞬間的に透過する現象は知られていなかつ
た。従つて本発明のマイクロカプセル壁は熱によ
つて融解や軟化する必要はないし、むしろ壁の融
点の高い方が生保存性が優れるという結果を得て
いる。 本発明の方法によつて生成したマイクロカプセ
ル液の芯物質を取り除いて加熱してみても壁はほ
とんど融解や軟化をしない。 本発明のマイクロカプセル壁の材質及び膜厚を
選択することによつてマイクロカプセルの芯物質
は溶液状態、半固体状態あるいは固体状態のいず
れでも可能であるが溶液状態の方が熱記録時に瞬
間的に透過あるいは発色反応を生じるので好まし
い。従つて本発明の芯物質成分としては、常温で
は液体の高沸点の溶媒を用いることが好ましい。 本発明に用いられるジアゾ化合物は、一般式
ArN2 +X-で示されるジアゾニウム塩であり、カ
ツプリング成分とカツプリング反応を起こして発
色することができるし、また光によつて分解する
ことができる化合物である。(式中、Arは置換あ
るいは無置換の芳香族部分を表し、N2 +はジアゾ
ニウム基を表し、X-は酸アニオンを表す。 塩を形成するジアゾニウム化合物の具体例とし
ては、4−ジアゾ−1−ジメチルアミノベンゼ
ン、4−ジアゾ−1−ジエチルアミノベンゼン、
4−ジアゾ−1−ジプロピルアミノベンゼン、4
−ジアゾ−1−メチルベンジルアミノベンゼン、
4−ジアゾ−1−ジベンジルアミノベンゼン、4
−ジアゾ−1−エチルヒドロキシエチルアミノベ
ンゼン、4−ジアゾ−1−ジエチルアミノ−3−
メトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−ジメチルア
ミノ−2−メチルベンゼン、4−ジアゾ−1−ベ
ンゾイルアミノ−2,5−ジエトキシベンゼン、
4−ジアゾ−1−モルホリノベンゼン、4−ジア
ゾ−1−モルホリノ−2,5−ジエトキシベンゼ
ン、4−ジアゾ−1−モルホリノ−2,5−ジブ
トキシベンゼン、4−ジアゾ−1−アニリノベン
ゼン、4−ジアゾ−1−トルイルメルカプト−
2,5−ジエトキシベンゼン、4−ジアゾ−1,
4−メトキシベンゾイルアミノ−2,5−ジエト
キシベンゼン等が挙げられる。 酸アニオンの具体例としては、CoF2o+1COO-
(nは3〜9を表す)、CnF2n+1SO3 -(mは2〜8
を表す)、(CLF2L+1SO2)2CH-(Lは1〜18を表
す)、 BF4 -、PF6 -等が挙げられる。 ジアゾ化合物(ジアゾニウム塩)の具体例とし
ては、例えば下記の例が挙げられる。 本発明に用いられるカツプリング成分としては
塩基性雰囲気でジアゾ化合物(ジアゾニウム塩)
とカツプリングして色素を形成するものであり、
具体例としてはレゾルシン、フロログルシン、
2,3−ジヒドロキシナフタレン−6−スルホン
酸ナトリウム、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸
モルホリノプロピルアミド、1,5−ジヒドロキ
シナフタレン、2,3−ジヒドロキシナフタレ
ン、2,3−ジヒドロキシ−6−スルフアニルナ
フタレン、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸モル
ホリノプロピルアミド、2−ヒドロキシ−3−ナ
フトエ酸アニリド、2−ヒドロキシ−3−ナフト
エ酸−2′−メチルアニリド、2−ヒドロキシ−3
−ナフトエ酸エタノールアミド、2−ヒドロキシ
−3−ナフトエ酸オクチルアミド、2−ヒドロキ
シ−3−ナフトエ酸−N−ドデシル−オキシ−プ
ロピルアミド、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸
テトラデシルアミド、アセトアニリド、アセトア
セトアニリド、ベンゾイルアセトアニリド、1−
フエニル−3−メチル−5−ピラゾロン、1−
(2′,4′,6′−トリクロロフエニル)−3−ベンズ
アミド−5−ピラゾロン、1−(2′,4′,6′−トリ
クロロフエニル)−3−アニリノ−5−ピラゾロ
ン、1−フエニル−3−フエニルアセトアミド−
5−ピラゾロン等が挙げられる。更にこれらのカ
ツプリング成分を2種以上併用することによつて
任意の色調の画像を得ることができる。 本発明の発色助剤としては、水難溶性ないし
は、水不溶性の塩基性物質や加熱によりアルカリ
を発生する物質が用いられる。 発色助剤としては、無機及び有機アンモニウム
塩、有機アミン、アミド、尿素やチオ尿素及びそ
の誘導体、チアゾール類、ピロール類、ピリミジ
ン類、ピペラジン類、グアニジン類、インドール
類、イミダゾール類、イミダゾリン類、トリアゾ
ール類、モルホリン類、ピペリジン類、アミジン
類、フオルムアジン類、ピリジン類等の含窒素化
合物が挙げられる。これらの具体例としては、例
えば酢酸アンモニウム、トリシクロヘキシルアミ
ン、トリベンジルアミン、オクタデシルベンジル
アミン、ステアリルアミン、アリル尿素、チオ尿
素、メチルチオ尿素、アリルチオ尿素、エチレン
チオ尿素、2−ベンジルイミダゾール、4−フエ
ニルイミダゾール、2−フエニル−4−メチル−
イミダゾール、2−ウンデシル−イミダゾリン、
2,4,5−トリフリル−2−イミダゾリン、
1,2−ジフエニル−4,4−ジメチル−2−イ
ミダゾリン、2−フエニル−2−イミダゾリン、
1,2,3−トリフエニルグアニジン、1,2−
ジトリルグアニジン、1,2−ジシクロヘキシル
グアニジン、1,2,3−トリシクロヘキシルグ
アニジン、グアニジントリクロロ酢酸塩、N,
N′−ジベンジルピペラジン、4,4′−ジチオモル
ホリン、モルホリニウムトリクロロ酢酸塩、2−
アミノ−ベンゾチアゾール、2−ベンゾイルヒド
ラジノ−ベンゾチアゾールがある。これらの発色
助剤は2種以上併用して用いることもできる。 本発明はマイクロカプセルの芯物質に含有する
反応性物質を溶解または分散するために、リン酸
エステル、フタル酸エステル、その他のカルボン
酸エステル、脂肪酸アミド、アルキル化ビフエニ
ル、アルキル化ターフエニル、塩素化パラフイ
ン、アルキル化ナフタレン、ジアリールエタン等
が用いられる。具体例としてはリン酸トリクレジ
ル、リン酸トリオクチル、リン酸オクチルジフエ
ニル、リン酸トリシクロヘキシル、フタル酸ジブ
チル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジラウレー
ト、フタル酸ジシクロヘキシル、オレイン酸ブチ
ル、ジエチレングリコールジベンゾエート、セバ
シン酸ジオクチル、セバシン酸ジブチル、アジピ
ン酸ジオクチル、トリメリツト酸トリオクチル、
クエン酸アセチルトリエチル、マレイン酸オクチ
ル、イソプロピルビフエニル、イソアミルビフエ
ニル、塩素化パラフイン、ジイソプロピルナフタ
レン、1,1′−ジトリルエタン、2,4−ジター
シヤリアミノフエノール、N,N′−ジブチル−
2−ブトキシ−5−ターシヤリオクチルアニリン
等が挙げられる。 本発明のマイクロカプセルは、反応性物質を含
有した芯物質を乳化した後、その油滴の周囲に高
分子物質の壁を形成して作られる。高分子物質を
形成するリアクタントは油滴の内部及び/又は油
滴の外部に添加される。高分子物質としては、主
成分としてポリウレタン、ポリウレアが挙げら
れ、この2種を併用することもでき、また、この
主成分に加えてポリアミド、ポリエステル、ポリ
カーボネート、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メ
ラミン樹脂、ポリスチレン、スチレン−メタクリ
レート共重合体、スチレン−アクリレート共重合
体、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
ルアルコール等を併用してもよい。 本発明に用いられる、主成分であるジアゾ化合
物、カツプリング成分及び発色助剤のうち、マイ
クロカプセルの芯物質としては、ジアゾ化合物が
用いられる。マイクロカプセルの芯物質として用
いられない他の成分はマイクロカプセルの外の感
光層に用いられる。 本発明のマイクロカプセル壁の作り方としては
特に油滴内部からのリアクタントの重合によるマ
イクロカプセル化法を使用する場合、その効果が
大きい。即ち、短時間内に、均一な粒径をもち、
生保存性にすぐれた記録材料として好ましいカプ
セルを得ることができる。 この手法および、化合物の具体例については米
国特許3726804号、同3796669号の明細書に記載さ
れている。 例えばポリウレタンをカプセル壁材として用い
る場合には多価イソシアネート及びそれと反応し
カプセル壁を形成する第二の物質(たとえばポリ
オール)をカプセル化すべき油性液体中に混合し
水中に乳化分散し次に温度を上昇することより、
油滴界面で高分子形成反応に起こして、マイクロ
カプセル壁を形成する。このとき油性液体中に低
沸点の溶解力の強い補助溶剤を用いることができ
る。 この場合に、用いるポリイソシアネートおよび
それと反応する相手のポリオール、ポリアミンに
ついては米国特許3135716号、同3281383号、同
3468922号、同3773695号、同3793268号、特公昭
48−40347号、同49−24159号、特開昭48−80191
号、同48−84086号に開示されており、それらを
使用することもできる。 又、ウレタン化反応を促進するためにすず塩な
どを併用することもできる。 マイクロカプセルを作るときに、水溶性高分子
を用いることができるが水溶性高分子とは水溶性
のアニオン性高分子、ノニオン性高分子、両性高
分子を含んでおり、アニオン性高分子としては、
天然のものでも合成のものでも用いることがで
き、例えば−COO-、−SO3 -基等を有するものが
挙げられる。具体的なアニオン性の天然高分子と
してはアラビアゴム、アルギン酸などがあり、半
合成品としては、カルボキシメチルセルロース、
フタル化ゼラチン、硫酸化デンプン、硫酸化セル
ロース、リグニンスルホン酸などがある。 又合成品としては無水マレイン酸系(加水分解
したものも含む)共重合体、アクリル酸系(メタ
クリル酸系も含む)重合体及び共重合体、ビニル
ベンゼンスルホン酸系重合体及び共重合体、カル
ボキシ変性ポリビニルアルコールなどがある。ノ
ニオン性高分子としてはポリビニルアルコール、
ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース
等がある。 両性の化合物としてはゼラチン等がある。 これらの水溶性高分子は0.01〜10wt%の水溶液
として用いられる。マイクロカプセルの粒径は
20μ以下に調整される。一般に粒径が20μを越え
ると印字画質が劣りやすい。 特に、サーマルヘツドによる加熱を塗布層側か
ら行う場合には圧力カブリを避けるために8μ以
下が好ましい。 マイクロカプセルを作るとき、マイクロカプセ
ル化すべき成分を0.2wt%以上含有した乳化液か
ら作ることができる。 本発明に用いられるジアゾ化合物、カツプリン
グ成分、発色助剤は、ジアゾ化合物1重量部に対
してカツプリング成分は0.1〜10重量部、発色助
剤は0.1〜20重量部の割合で使用することが好ま
しい。またジアゾ化合物は0.05〜2.0g/m2塗布
することが好ましい。 本発明に用いるカツプリング成分及び発色助剤
は、サンドミル等により固体分散して用いるのが
よい。この場合、それぞれ別々に水溶性高分子溶
液中で分散される。好ましい水溶性高分子として
はマイクロカプセルを作るときに用いられる水溶
性高分子が挙げられる。このとき水溶性高分子の
濃度は2〜30wt%であり、この水溶性高分子溶
液に対してカツプリング成分、発色助剤は、それ
ぞれ5〜40wt%になるように投入される。 分散された粒子サイズは10μ以下が好ましい。 本発明の感熱記録材料には熱ヘツドに対するス
テイツキングの防止や筆記性を改良する目的で、
シリカ、硫酸バリウム、酸化チタン、水酸化アル
ミニウム、酸化亜鉛、炭酸カルシウム等の顔料
や、スチレンビーズ、尿素−メラミン樹脂等の微
粉末を使用することができる。 また同様に、ステイツキング防止のために金属
石けん類も使用することができる。これらの使用
量としては0.2〜7g/m2である。 更に本発明の感熱記録材料には、熱記録濃度を
上げるために熱融解性物質を用いることができ
る。熱融解性物質としては常温では固体で、サー
マルヘツドによる加熱で融解する融点50〜150℃
の物質であり、ジアゾ化合物、カツプリング成分
あるいは発色助剤を溶かす物質である。熱融解性
物質は0.1〜10μの粒子状に分散して、固形分0.2
〜7g/m2の量で使用される。熱融解性物質の具
体例としては、脂肪酸アミド、N置換脂肪酸アミ
ド、ケトン化合物、N置換カルバメート化合物、
尿素化合物、エステル等が挙げられる。 本発明の感熱記録材料には適当なバインダーを
用いて塗工することができる。 バインダーとしてはポリビニルアルコール、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、アラビヤゴム、
ゼラチン、ポリビニルピロリドン、カゼイン、ス
チレン−ブタジエンラテツクス、アクリロニトリ
ル−ブタジエンラテツクス、ポリ酢酸ビニル、ポ
リアクリル酸エステル、エチレン−酢酸ビニル共
重合体の各種エマルジヨンを用いることができ
る。使用量は固形分0.5〜5g/m2である。 本発明では以上の素材の他に酸安定剤としてク
エン酸、酒石酸、シユウ酸、ホウ酸、リン酸、ピ
ロリン酸を添加することができる。 本発明の感熱記録材料は、ジアゾ化合物をマイ
クロカプセルの芯物質として添加し、またカツプ
リング成分、発色助剤を固体分散するか、あるい
は水溶液として溶解した後混合して塗布液を作
り、紙や合成樹脂フイルム等の支持体の上にバー
塗布、ブレード塗布、エアナイフ塗布、グラビア
塗布、ロールコーテイング塗布、スプレー塗布、
デイツプ塗布等の塗布法により塗布乾燥して固形
分2.5〜15g/m2の感熱層を設ける。また別な方
法としてカツプリング成分、発色助剤を固体分散
するか、あるいは水溶液として溶解した後混合し
て塗布液を作り、支持体上に塗布、乾燥して固形
分2〜10g/m2のプレコート層を設け、更にその
上に主成分であるジアゾ化合物をマイクロカプセ
ルの芯物質として添加し、その他の添加物を固体
分散するかあるいは水溶液として溶解した後混合
して作つた塗布液を塗布、乾燥して固形分1〜10
g/m2の塗布層を設けた積層型にすることも可能
である。これらの感熱材料の主成分であるジアゾ
化合物はマイクロカプセルに含有させて作る。積
層型の感熱記録材料は積層の順序が前記の積層が
逆のものも可能であり、塗布方法としては積層の
遂次塗布あるいは同時塗布も可能である。この積
層型の感熱記録材料は特に長期の生保存性に優れ
た性能が得られる。 本発明の感熱記録材料は、高速記録の要求され
るフアクシミリや電子計算機のプリンター用紙と
して用いることができ、しかも加熱印字後、露光
して未反応のジアゾ化合物を分解させることによ
り定着することができる。この他に熱現像型複写
紙としても用いることができる。 以下に実施例を示すが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。なお添加量を示す「部」は
「重量部」を表す。 実施例 1〜8 下記のジアゾ化合物(1)〜(3)を用いて、それぞれ
の添加量を変えて暗室内で適当量のジアゾ化合物
及びキシリレンジイソシアネートとトリメチロー
ルプロパンの(3:1)付加物10部をフタル酸ジ
ブチル20部と酢酸エチル5部の混合溶媒に添加
し、溶解した。このジアゾ化合物の溶液をポリビ
ニルアルコール5.2部が水58部に溶解されている
ポリビニルアルコール水溶液に混合し、20℃で乳
化分散し、平均粒径3μの乳化液を得た。得られ
た乳化液に水100部を加え、攪拌しながら40〜70
℃に加温し、2時間後にジアゾ化合物を芯物質に
含有した3種類のカプセル液を得た。 カツプリング成分の分散物を作るために、下記
のカツプリング成分(1)〜(3)を用いて、それぞれを
カツプリング成分20部とポリビニルアルコール5
部の割合で水100部に加えてサンドミルで約24時
間分散し、平均粒径約3μの3種類のカツプリン
グ成分の分散物を得た。 カツプリング成分(1) 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸モルホリノプ
ロピルアミド カツプリング成分(2) 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸アニリド カツプリング成分(3) 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−2′−メチル
アニリド 次にトリフエニルグアニジン20部とポリビニル
アルコール5部を水100部に加えてサンドミルで
約24時間分散し、平均粒径約3μのトリフエニル
グアニジンの分散物を得た。 以上のようにして得られたジアゾ化合物カプセ
ル液50部、カツプリング成分の分散物15部及びト
リフエニルグアニジンの分散物15部を5%ステア
リン酸亜鉛20部に加えて塗布液とした。 この塗布液を平滑な上質紙(50g/m2)にコー
テイングロツド32を用いて乾燥重量で14g/m2に
なるようにバー塗布し、45℃30分間乾燥して感熱
記録材料(1)〜(5)を得た。ジアゾ化合物の種類と添
加量及びカツプリング成分の種類の組み合わせに
ついては表に示す。 一方、比較のためにジアゾ化合物をカプセル化
しない感熱記録材料を作製した。この場合は、適
当量のジアゾ化合物とポリビニルアルコール5.2
部を水93.8部に加えてサンドミルで約24時間分散
し平均粒径約3μの分散物を作る、ジアゾ化合物
の分散物25部、カツプリング成分の分散物15部、
トリフエニルグアニジンの分散物15部を5%ステ
アリン酸亜鉛20部に加えて塗布液とし、それぞれ
のジアゾ化合物の塗布量が同一になるように塗布
して感熱記録材料(6)〜(8)を得た。 ジアゾ化合物の種類と添加量及びカツプリング
成分の種類の組み合わせについては表に示す。 以上の様にして得られた感熱記録材料(1)〜(8)に
Gモード(パナフアツクス7200)(松下電送(株)
製)を用いて熱記録し、次にリコピーハイスター
ト4型(リコー(株)製)を用いて全面露光して、定
着した。得られた記録画像をマクベス反射濃度計
によりブルー濃度を測定した。それらの結果を表
に示す。一方、定着部分に対し再度熱記録を行
つたところいずれも画像記録されず定着されてい
ることが確認された。 次に生保存性をみるために、感熱記録材料(1)〜
(8)の地肌濃度(カブリ)とそれらを50℃、相対湿
度90%RHの条件で暗所に24時間保存し、強制劣
化テストを行つた後のカブリをマクベス反射濃度
計で測定し、カブリの変化をみた。それらの結果
を表に示す。
に定着可能なジアゾ系感熱記録材料に関するもの
である。更に詳しくは、熱記録前の保存性が優
れ、しかも熱記録時の発色濃度が高く、熱記録後
光定着が可能な感熱記録材料に関するものであ
る。 感熱記録方法は、(1)現像が不要である、(2)支持
体が紙の場合は紙質が一般紙に近い、(3)取り扱い
が容易である、(4)発色濃度が高い、(5)記録装置が
簡単であり安価である、(6)記録時の騒音がない等
の利点があるため、フアクシミリやプリンターの
分野で近年急速に普及している。これの感熱記録
材料としては、主として発色濃度や発色速度に優
れたロイコ発色型感熱記録材料が用いられてい
る。しかしながら、ロイコ発色型感熱記録材料は
記録後の取り扱いや加熱あるいは溶剤類の付着に
より発色し、記録画像を汚してしまうという欠点
を持つており、またセロハン粘着テープ中の可塑
剤により消色するという欠点を持つている。これ
らの不注意な取り扱いによる発色を防止するため
に、粒状系ワツクスを添加する(特公昭50−
14531号)とか、可塑剤の浸透を防止するために、
被覆層を設ける(実開昭56−125354号)等が知ら
れている。しかしながら、まだ充分満足されるも
のではなく、特に記録後の改ざんをきらう目的に
は用いられず、その改良が強く望まれていた。 一方、ジアゾ化合物を使用した感熱記録材料に
あつては、熱記録後不要な部分の発色を停止させ
る方法として、特開昭57−123086号、特開昭57−
125092号等に開示されているようなジアゾ化合
物、カツプリング成分及びアルカリ発生剤又は発
色助剤からなる感熱記録材料を用いて熱記録後光
照射を行つて未反応のジアゾ化合物を分解して発
色を停止させる方法が知られている。しかしこの
記録材料も保存中にプレカツプリングが徐々に進
み、好ましくない着色(カブリ)が発生すること
がある。このために発色成分の内いずれか1種を
不連続粒子(固体分散)の形で存在させることに
より、成分間の接触を防ぎ、プレカツプリングを
防止することが行われているが、記録材料の保存
性(以下、生保存性と呼ぶ)がまだ充分でないう
え熱発色が低下するという欠点がある。 他の対策として成分間の接触を最小にするため
に、ジアゾ化合物とカプラー成分とを別層として
分離することが知られている。この方法は生保存
性は良好に改善されるものの熱発色性の低下が大
きく、パルス巾の短い高速記録には応答できず実
用的ではない。更に生保存性と熱発色性の両方を
満足させる方法としてカツプリング成分及び発色
助剤のいずれかを非極性ワツクス状物質(特開昭
57−4414号、特開昭57−142636号)や、疎水性高
分子物質(特開昭57−192944号)でカプセル化す
ることにより他の成分と隔離することが知られて
いる。 しかしこれらのカプセル化方法は、ワツクスあ
るいは高分子物質をそれらの溶媒で溶解し、それ
らの溶液中に発色成分を溶解するかあるいは分散
してマイクロカプセルを形成するものである。そ
のために発色成分を溶解して形成した場合は、発
色成分がマイクロカプセルの芯物質とならずにマ
イクロカプセル化物質と均一に混合し、マイクロ
カプセルの壁界面で保存中にプレカツプリングが
徐々に進行して生保存性が充分満足されない。ま
た発色成分を分散した形成して場合は、マイクロ
カプセルの壁が熱融解しないと発色反応を生じな
いので熱発色性が低下する。更にマイクロカプセ
ルを形成した後ワツクスあるいは高分子物質を溶
解するのに用いた溶媒を除去しなければならない
という製造上の問題があり充分満足されるもので
はない。 そこで、本発明の第1の目的は、ジアゾ化合物
を使用した感熱記録材料にあつて、生保存性が優
れ、かつ熱発色性の高い感熱記録材料を提供する
ことにある。 本発明の第2の目的は、熱記録後未反応のジア
ゾ化合物を光分解して、発色不要部分の発色を停
止する(以下、定着と呼ぶ)ことができる感熱記
録材料を提供することにある。 本発明の第3の目的は、製造適性の優れた感熱
記録材料を提供することにある。 本発明者等は鋭意研究の結果、支持体上に、ジ
アゾ化合物、カツプリング成分及び発色助剤を主
成分として含有する記録層を設けた感熱記録材料
において、該主成分のうちジアゾ化合物のみをマ
イクロカプセル内に含有し、該マイクロカプセル
の壁は、マイクロカプセルの芯物質を乳化した
後、芯物質の周囲に重合によつて形成された高分
子物質により成り、かつ該高分子物質がポリウレ
タン、ポリウレアを主成分とするものであること
を特徴とする感熱記録材料によつて達成された。 本発明のマイクロカプセルは、従来の記録材料
に用いられているように熱や圧力によつて破壊し
てマイクロカプセルの芯に含有されている反応性
物質とマイクロカプセル外の反応性物質を接触さ
せて発色反応を生じさせるものではなく、マイク
ロカプセルの芯及び外に存在する反応性物質を加
熱することによつて、マイクロカプセル壁を透過
して反応させるものである。これまでマイクロカ
プセル壁を重合法によつて形成した場合は完全に
不透過膜にはならず透過性を有することが知られ
ていた。このマイクロカプセル壁の透過性は、低
分子物質が長期にわたつて徐々に透過してゆく現
象として知られていたが、本発明の様に加熱によ
つて瞬間的に透過する現象は知られていなかつ
た。従つて本発明のマイクロカプセル壁は熱によ
つて融解や軟化する必要はないし、むしろ壁の融
点の高い方が生保存性が優れるという結果を得て
いる。 本発明の方法によつて生成したマイクロカプセ
ル液の芯物質を取り除いて加熱してみても壁はほ
とんど融解や軟化をしない。 本発明のマイクロカプセル壁の材質及び膜厚を
選択することによつてマイクロカプセルの芯物質
は溶液状態、半固体状態あるいは固体状態のいず
れでも可能であるが溶液状態の方が熱記録時に瞬
間的に透過あるいは発色反応を生じるので好まし
い。従つて本発明の芯物質成分としては、常温で
は液体の高沸点の溶媒を用いることが好ましい。 本発明に用いられるジアゾ化合物は、一般式
ArN2 +X-で示されるジアゾニウム塩であり、カ
ツプリング成分とカツプリング反応を起こして発
色することができるし、また光によつて分解する
ことができる化合物である。(式中、Arは置換あ
るいは無置換の芳香族部分を表し、N2 +はジアゾ
ニウム基を表し、X-は酸アニオンを表す。 塩を形成するジアゾニウム化合物の具体例とし
ては、4−ジアゾ−1−ジメチルアミノベンゼ
ン、4−ジアゾ−1−ジエチルアミノベンゼン、
4−ジアゾ−1−ジプロピルアミノベンゼン、4
−ジアゾ−1−メチルベンジルアミノベンゼン、
4−ジアゾ−1−ジベンジルアミノベンゼン、4
−ジアゾ−1−エチルヒドロキシエチルアミノベ
ンゼン、4−ジアゾ−1−ジエチルアミノ−3−
メトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−ジメチルア
ミノ−2−メチルベンゼン、4−ジアゾ−1−ベ
ンゾイルアミノ−2,5−ジエトキシベンゼン、
4−ジアゾ−1−モルホリノベンゼン、4−ジア
ゾ−1−モルホリノ−2,5−ジエトキシベンゼ
ン、4−ジアゾ−1−モルホリノ−2,5−ジブ
トキシベンゼン、4−ジアゾ−1−アニリノベン
ゼン、4−ジアゾ−1−トルイルメルカプト−
2,5−ジエトキシベンゼン、4−ジアゾ−1,
4−メトキシベンゾイルアミノ−2,5−ジエト
キシベンゼン等が挙げられる。 酸アニオンの具体例としては、CoF2o+1COO-
(nは3〜9を表す)、CnF2n+1SO3 -(mは2〜8
を表す)、(CLF2L+1SO2)2CH-(Lは1〜18を表
す)、 BF4 -、PF6 -等が挙げられる。 ジアゾ化合物(ジアゾニウム塩)の具体例とし
ては、例えば下記の例が挙げられる。 本発明に用いられるカツプリング成分としては
塩基性雰囲気でジアゾ化合物(ジアゾニウム塩)
とカツプリングして色素を形成するものであり、
具体例としてはレゾルシン、フロログルシン、
2,3−ジヒドロキシナフタレン−6−スルホン
酸ナトリウム、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸
モルホリノプロピルアミド、1,5−ジヒドロキ
シナフタレン、2,3−ジヒドロキシナフタレ
ン、2,3−ジヒドロキシ−6−スルフアニルナ
フタレン、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸モル
ホリノプロピルアミド、2−ヒドロキシ−3−ナ
フトエ酸アニリド、2−ヒドロキシ−3−ナフト
エ酸−2′−メチルアニリド、2−ヒドロキシ−3
−ナフトエ酸エタノールアミド、2−ヒドロキシ
−3−ナフトエ酸オクチルアミド、2−ヒドロキ
シ−3−ナフトエ酸−N−ドデシル−オキシ−プ
ロピルアミド、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸
テトラデシルアミド、アセトアニリド、アセトア
セトアニリド、ベンゾイルアセトアニリド、1−
フエニル−3−メチル−5−ピラゾロン、1−
(2′,4′,6′−トリクロロフエニル)−3−ベンズ
アミド−5−ピラゾロン、1−(2′,4′,6′−トリ
クロロフエニル)−3−アニリノ−5−ピラゾロ
ン、1−フエニル−3−フエニルアセトアミド−
5−ピラゾロン等が挙げられる。更にこれらのカ
ツプリング成分を2種以上併用することによつて
任意の色調の画像を得ることができる。 本発明の発色助剤としては、水難溶性ないし
は、水不溶性の塩基性物質や加熱によりアルカリ
を発生する物質が用いられる。 発色助剤としては、無機及び有機アンモニウム
塩、有機アミン、アミド、尿素やチオ尿素及びそ
の誘導体、チアゾール類、ピロール類、ピリミジ
ン類、ピペラジン類、グアニジン類、インドール
類、イミダゾール類、イミダゾリン類、トリアゾ
ール類、モルホリン類、ピペリジン類、アミジン
類、フオルムアジン類、ピリジン類等の含窒素化
合物が挙げられる。これらの具体例としては、例
えば酢酸アンモニウム、トリシクロヘキシルアミ
ン、トリベンジルアミン、オクタデシルベンジル
アミン、ステアリルアミン、アリル尿素、チオ尿
素、メチルチオ尿素、アリルチオ尿素、エチレン
チオ尿素、2−ベンジルイミダゾール、4−フエ
ニルイミダゾール、2−フエニル−4−メチル−
イミダゾール、2−ウンデシル−イミダゾリン、
2,4,5−トリフリル−2−イミダゾリン、
1,2−ジフエニル−4,4−ジメチル−2−イ
ミダゾリン、2−フエニル−2−イミダゾリン、
1,2,3−トリフエニルグアニジン、1,2−
ジトリルグアニジン、1,2−ジシクロヘキシル
グアニジン、1,2,3−トリシクロヘキシルグ
アニジン、グアニジントリクロロ酢酸塩、N,
N′−ジベンジルピペラジン、4,4′−ジチオモル
ホリン、モルホリニウムトリクロロ酢酸塩、2−
アミノ−ベンゾチアゾール、2−ベンゾイルヒド
ラジノ−ベンゾチアゾールがある。これらの発色
助剤は2種以上併用して用いることもできる。 本発明はマイクロカプセルの芯物質に含有する
反応性物質を溶解または分散するために、リン酸
エステル、フタル酸エステル、その他のカルボン
酸エステル、脂肪酸アミド、アルキル化ビフエニ
ル、アルキル化ターフエニル、塩素化パラフイ
ン、アルキル化ナフタレン、ジアリールエタン等
が用いられる。具体例としてはリン酸トリクレジ
ル、リン酸トリオクチル、リン酸オクチルジフエ
ニル、リン酸トリシクロヘキシル、フタル酸ジブ
チル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジラウレー
ト、フタル酸ジシクロヘキシル、オレイン酸ブチ
ル、ジエチレングリコールジベンゾエート、セバ
シン酸ジオクチル、セバシン酸ジブチル、アジピ
ン酸ジオクチル、トリメリツト酸トリオクチル、
クエン酸アセチルトリエチル、マレイン酸オクチ
ル、イソプロピルビフエニル、イソアミルビフエ
ニル、塩素化パラフイン、ジイソプロピルナフタ
レン、1,1′−ジトリルエタン、2,4−ジター
シヤリアミノフエノール、N,N′−ジブチル−
2−ブトキシ−5−ターシヤリオクチルアニリン
等が挙げられる。 本発明のマイクロカプセルは、反応性物質を含
有した芯物質を乳化した後、その油滴の周囲に高
分子物質の壁を形成して作られる。高分子物質を
形成するリアクタントは油滴の内部及び/又は油
滴の外部に添加される。高分子物質としては、主
成分としてポリウレタン、ポリウレアが挙げら
れ、この2種を併用することもでき、また、この
主成分に加えてポリアミド、ポリエステル、ポリ
カーボネート、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メ
ラミン樹脂、ポリスチレン、スチレン−メタクリ
レート共重合体、スチレン−アクリレート共重合
体、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
ルアルコール等を併用してもよい。 本発明に用いられる、主成分であるジアゾ化合
物、カツプリング成分及び発色助剤のうち、マイ
クロカプセルの芯物質としては、ジアゾ化合物が
用いられる。マイクロカプセルの芯物質として用
いられない他の成分はマイクロカプセルの外の感
光層に用いられる。 本発明のマイクロカプセル壁の作り方としては
特に油滴内部からのリアクタントの重合によるマ
イクロカプセル化法を使用する場合、その効果が
大きい。即ち、短時間内に、均一な粒径をもち、
生保存性にすぐれた記録材料として好ましいカプ
セルを得ることができる。 この手法および、化合物の具体例については米
国特許3726804号、同3796669号の明細書に記載さ
れている。 例えばポリウレタンをカプセル壁材として用い
る場合には多価イソシアネート及びそれと反応し
カプセル壁を形成する第二の物質(たとえばポリ
オール)をカプセル化すべき油性液体中に混合し
水中に乳化分散し次に温度を上昇することより、
油滴界面で高分子形成反応に起こして、マイクロ
カプセル壁を形成する。このとき油性液体中に低
沸点の溶解力の強い補助溶剤を用いることができ
る。 この場合に、用いるポリイソシアネートおよび
それと反応する相手のポリオール、ポリアミンに
ついては米国特許3135716号、同3281383号、同
3468922号、同3773695号、同3793268号、特公昭
48−40347号、同49−24159号、特開昭48−80191
号、同48−84086号に開示されており、それらを
使用することもできる。 又、ウレタン化反応を促進するためにすず塩な
どを併用することもできる。 マイクロカプセルを作るときに、水溶性高分子
を用いることができるが水溶性高分子とは水溶性
のアニオン性高分子、ノニオン性高分子、両性高
分子を含んでおり、アニオン性高分子としては、
天然のものでも合成のものでも用いることがで
き、例えば−COO-、−SO3 -基等を有するものが
挙げられる。具体的なアニオン性の天然高分子と
してはアラビアゴム、アルギン酸などがあり、半
合成品としては、カルボキシメチルセルロース、
フタル化ゼラチン、硫酸化デンプン、硫酸化セル
ロース、リグニンスルホン酸などがある。 又合成品としては無水マレイン酸系(加水分解
したものも含む)共重合体、アクリル酸系(メタ
クリル酸系も含む)重合体及び共重合体、ビニル
ベンゼンスルホン酸系重合体及び共重合体、カル
ボキシ変性ポリビニルアルコールなどがある。ノ
ニオン性高分子としてはポリビニルアルコール、
ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース
等がある。 両性の化合物としてはゼラチン等がある。 これらの水溶性高分子は0.01〜10wt%の水溶液
として用いられる。マイクロカプセルの粒径は
20μ以下に調整される。一般に粒径が20μを越え
ると印字画質が劣りやすい。 特に、サーマルヘツドによる加熱を塗布層側か
ら行う場合には圧力カブリを避けるために8μ以
下が好ましい。 マイクロカプセルを作るとき、マイクロカプセ
ル化すべき成分を0.2wt%以上含有した乳化液か
ら作ることができる。 本発明に用いられるジアゾ化合物、カツプリン
グ成分、発色助剤は、ジアゾ化合物1重量部に対
してカツプリング成分は0.1〜10重量部、発色助
剤は0.1〜20重量部の割合で使用することが好ま
しい。またジアゾ化合物は0.05〜2.0g/m2塗布
することが好ましい。 本発明に用いるカツプリング成分及び発色助剤
は、サンドミル等により固体分散して用いるのが
よい。この場合、それぞれ別々に水溶性高分子溶
液中で分散される。好ましい水溶性高分子として
はマイクロカプセルを作るときに用いられる水溶
性高分子が挙げられる。このとき水溶性高分子の
濃度は2〜30wt%であり、この水溶性高分子溶
液に対してカツプリング成分、発色助剤は、それ
ぞれ5〜40wt%になるように投入される。 分散された粒子サイズは10μ以下が好ましい。 本発明の感熱記録材料には熱ヘツドに対するス
テイツキングの防止や筆記性を改良する目的で、
シリカ、硫酸バリウム、酸化チタン、水酸化アル
ミニウム、酸化亜鉛、炭酸カルシウム等の顔料
や、スチレンビーズ、尿素−メラミン樹脂等の微
粉末を使用することができる。 また同様に、ステイツキング防止のために金属
石けん類も使用することができる。これらの使用
量としては0.2〜7g/m2である。 更に本発明の感熱記録材料には、熱記録濃度を
上げるために熱融解性物質を用いることができ
る。熱融解性物質としては常温では固体で、サー
マルヘツドによる加熱で融解する融点50〜150℃
の物質であり、ジアゾ化合物、カツプリング成分
あるいは発色助剤を溶かす物質である。熱融解性
物質は0.1〜10μの粒子状に分散して、固形分0.2
〜7g/m2の量で使用される。熱融解性物質の具
体例としては、脂肪酸アミド、N置換脂肪酸アミ
ド、ケトン化合物、N置換カルバメート化合物、
尿素化合物、エステル等が挙げられる。 本発明の感熱記録材料には適当なバインダーを
用いて塗工することができる。 バインダーとしてはポリビニルアルコール、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、アラビヤゴム、
ゼラチン、ポリビニルピロリドン、カゼイン、ス
チレン−ブタジエンラテツクス、アクリロニトリ
ル−ブタジエンラテツクス、ポリ酢酸ビニル、ポ
リアクリル酸エステル、エチレン−酢酸ビニル共
重合体の各種エマルジヨンを用いることができ
る。使用量は固形分0.5〜5g/m2である。 本発明では以上の素材の他に酸安定剤としてク
エン酸、酒石酸、シユウ酸、ホウ酸、リン酸、ピ
ロリン酸を添加することができる。 本発明の感熱記録材料は、ジアゾ化合物をマイ
クロカプセルの芯物質として添加し、またカツプ
リング成分、発色助剤を固体分散するか、あるい
は水溶液として溶解した後混合して塗布液を作
り、紙や合成樹脂フイルム等の支持体の上にバー
塗布、ブレード塗布、エアナイフ塗布、グラビア
塗布、ロールコーテイング塗布、スプレー塗布、
デイツプ塗布等の塗布法により塗布乾燥して固形
分2.5〜15g/m2の感熱層を設ける。また別な方
法としてカツプリング成分、発色助剤を固体分散
するか、あるいは水溶液として溶解した後混合し
て塗布液を作り、支持体上に塗布、乾燥して固形
分2〜10g/m2のプレコート層を設け、更にその
上に主成分であるジアゾ化合物をマイクロカプセ
ルの芯物質として添加し、その他の添加物を固体
分散するかあるいは水溶液として溶解した後混合
して作つた塗布液を塗布、乾燥して固形分1〜10
g/m2の塗布層を設けた積層型にすることも可能
である。これらの感熱材料の主成分であるジアゾ
化合物はマイクロカプセルに含有させて作る。積
層型の感熱記録材料は積層の順序が前記の積層が
逆のものも可能であり、塗布方法としては積層の
遂次塗布あるいは同時塗布も可能である。この積
層型の感熱記録材料は特に長期の生保存性に優れ
た性能が得られる。 本発明の感熱記録材料は、高速記録の要求され
るフアクシミリや電子計算機のプリンター用紙と
して用いることができ、しかも加熱印字後、露光
して未反応のジアゾ化合物を分解させることによ
り定着することができる。この他に熱現像型複写
紙としても用いることができる。 以下に実施例を示すが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。なお添加量を示す「部」は
「重量部」を表す。 実施例 1〜8 下記のジアゾ化合物(1)〜(3)を用いて、それぞれ
の添加量を変えて暗室内で適当量のジアゾ化合物
及びキシリレンジイソシアネートとトリメチロー
ルプロパンの(3:1)付加物10部をフタル酸ジ
ブチル20部と酢酸エチル5部の混合溶媒に添加
し、溶解した。このジアゾ化合物の溶液をポリビ
ニルアルコール5.2部が水58部に溶解されている
ポリビニルアルコール水溶液に混合し、20℃で乳
化分散し、平均粒径3μの乳化液を得た。得られ
た乳化液に水100部を加え、攪拌しながら40〜70
℃に加温し、2時間後にジアゾ化合物を芯物質に
含有した3種類のカプセル液を得た。 カツプリング成分の分散物を作るために、下記
のカツプリング成分(1)〜(3)を用いて、それぞれを
カツプリング成分20部とポリビニルアルコール5
部の割合で水100部に加えてサンドミルで約24時
間分散し、平均粒径約3μの3種類のカツプリン
グ成分の分散物を得た。 カツプリング成分(1) 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸モルホリノプ
ロピルアミド カツプリング成分(2) 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸アニリド カツプリング成分(3) 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−2′−メチル
アニリド 次にトリフエニルグアニジン20部とポリビニル
アルコール5部を水100部に加えてサンドミルで
約24時間分散し、平均粒径約3μのトリフエニル
グアニジンの分散物を得た。 以上のようにして得られたジアゾ化合物カプセ
ル液50部、カツプリング成分の分散物15部及びト
リフエニルグアニジンの分散物15部を5%ステア
リン酸亜鉛20部に加えて塗布液とした。 この塗布液を平滑な上質紙(50g/m2)にコー
テイングロツド32を用いて乾燥重量で14g/m2に
なるようにバー塗布し、45℃30分間乾燥して感熱
記録材料(1)〜(5)を得た。ジアゾ化合物の種類と添
加量及びカツプリング成分の種類の組み合わせに
ついては表に示す。 一方、比較のためにジアゾ化合物をカプセル化
しない感熱記録材料を作製した。この場合は、適
当量のジアゾ化合物とポリビニルアルコール5.2
部を水93.8部に加えてサンドミルで約24時間分散
し平均粒径約3μの分散物を作る、ジアゾ化合物
の分散物25部、カツプリング成分の分散物15部、
トリフエニルグアニジンの分散物15部を5%ステ
アリン酸亜鉛20部に加えて塗布液とし、それぞれ
のジアゾ化合物の塗布量が同一になるように塗布
して感熱記録材料(6)〜(8)を得た。 ジアゾ化合物の種類と添加量及びカツプリング
成分の種類の組み合わせについては表に示す。 以上の様にして得られた感熱記録材料(1)〜(8)に
Gモード(パナフアツクス7200)(松下電送(株)
製)を用いて熱記録し、次にリコピーハイスター
ト4型(リコー(株)製)を用いて全面露光して、定
着した。得られた記録画像をマクベス反射濃度計
によりブルー濃度を測定した。それらの結果を表
に示す。一方、定着部分に対し再度熱記録を行
つたところいずれも画像記録されず定着されてい
ることが確認された。 次に生保存性をみるために、感熱記録材料(1)〜
(8)の地肌濃度(カブリ)とそれらを50℃、相対湿
度90%RHの条件で暗所に24時間保存し、強制劣
化テストを行つた後のカブリをマクベス反射濃度
計で測定し、カブリの変化をみた。それらの結果
を表に示す。
【表】
表からわかるように、ジアゾ化合物をカプセ
ル化した本発明はいずれも、カプセル化しない比
較例と同様に画像濃度が高く、更に強制劣化テス
ト後のカブリの増加も小さくカプセル化しない比
較例より生保存性が格段に優れている。 実施例 9〜16(比較例) 実施例1〜8において、カプセル液を調製する
方法のジアゾ化合物の代わりにカツプリング成分
5部を加えてカツプリング成分のカプセル液を調
製し、カツプリング成分の分散物を調製する方法
のカツプリング成分20部の代わりに適当量のジア
ゾ化合物を加えてジアゾ化合物の分散物を調製
し、カツプリング成分のカプセル液50部、ジアゾ
化合物の分散物15部、トリフエニルグアニジンの
分散物15部及び5%ステアリン酸亜鉛20部からな
る塗布液を実施例(1)〜(5)と同様にして感熱記録材
料(9)〜(13)を得た。ジアゾ化合物の種類と添加量及
びカツプリング成分の種類の組み合わせは表に
示す。また、最初から重合している高分子物質を
用いてカプセル壁を作る方法による感熱記録材料
を作製した。この場合は、酢酸ビニル−メタアク
リル酸ブチル−スチレン共重合物10部をシクロヘ
キサン50部に溶解し、更にカツプリング成分5部
を溶解し、ポリビニルアルコール5.2部と水84部
からなる溶液に添加した。この混合液を室温で高
速攪拌して乳化分散して、攪拌しながら減圧蒸溜
してシクロヘキサンを除去しカツプリング成分の
カプセル液を得た。次にカプセル液を濾過、水洗
し、真空乾燥してカプセル粉末を得た。得られた
カプセル粉末を感熱記録材料(9)〜(13)に使用した塗
布液のカツプリング成分のカプセル液50部の代わ
りにカプセル粉末5部を添加して塗布液を調製
し、実施例1〜8と同様にして感熱記録材料(14)〜
(16)を得た。ジアゾ化合物の種類と添加量及びカツ
プリング成分の種類の組み合わせについては表
に示す。 以上の様にして得られた感熱記録材料(9)〜(16)を
実施例1〜8と同様に、記録画像濃度、強制劣化
前のカブリと強制劣化後のカブリを測定し表に
示す。また感熱記録材料(9)〜(16)の定着部分に対し
て、再度熱記録を行つたが、いずれも画像記録さ
れず定着されていることが確認された。
ル化した本発明はいずれも、カプセル化しない比
較例と同様に画像濃度が高く、更に強制劣化テス
ト後のカブリの増加も小さくカプセル化しない比
較例より生保存性が格段に優れている。 実施例 9〜16(比較例) 実施例1〜8において、カプセル液を調製する
方法のジアゾ化合物の代わりにカツプリング成分
5部を加えてカツプリング成分のカプセル液を調
製し、カツプリング成分の分散物を調製する方法
のカツプリング成分20部の代わりに適当量のジア
ゾ化合物を加えてジアゾ化合物の分散物を調製
し、カツプリング成分のカプセル液50部、ジアゾ
化合物の分散物15部、トリフエニルグアニジンの
分散物15部及び5%ステアリン酸亜鉛20部からな
る塗布液を実施例(1)〜(5)と同様にして感熱記録材
料(9)〜(13)を得た。ジアゾ化合物の種類と添加量及
びカツプリング成分の種類の組み合わせは表に
示す。また、最初から重合している高分子物質を
用いてカプセル壁を作る方法による感熱記録材料
を作製した。この場合は、酢酸ビニル−メタアク
リル酸ブチル−スチレン共重合物10部をシクロヘ
キサン50部に溶解し、更にカツプリング成分5部
を溶解し、ポリビニルアルコール5.2部と水84部
からなる溶液に添加した。この混合液を室温で高
速攪拌して乳化分散して、攪拌しながら減圧蒸溜
してシクロヘキサンを除去しカツプリング成分の
カプセル液を得た。次にカプセル液を濾過、水洗
し、真空乾燥してカプセル粉末を得た。得られた
カプセル粉末を感熱記録材料(9)〜(13)に使用した塗
布液のカツプリング成分のカプセル液50部の代わ
りにカプセル粉末5部を添加して塗布液を調製
し、実施例1〜8と同様にして感熱記録材料(14)〜
(16)を得た。ジアゾ化合物の種類と添加量及びカツ
プリング成分の種類の組み合わせについては表
に示す。 以上の様にして得られた感熱記録材料(9)〜(16)を
実施例1〜8と同様に、記録画像濃度、強制劣化
前のカブリと強制劣化後のカブリを測定し表に
示す。また感熱記録材料(9)〜(16)の定着部分に対し
て、再度熱記録を行つたが、いずれも画像記録さ
れず定着されていることが確認された。
【表】
表からわかるように、カツプリング成分をマ
イクロカプセルの芯物質として乳化した後、芯物
質の周囲に重合により高分子物質のカプセル壁を
形成した感熱記録材料(9)〜(13)は、いずれもあらか
じめ重合した高分子物質を溶解した後マイクロカ
プセルを形成した感熱記録材料(14)〜(16)に較べて、
画像濃度が高く、強制劣化テスト後のカブリの増
加も小さく保存性に優れているが、感熱記録材料
(1)〜(5)に較べて劣化後のカブリが増大することが
わかる。 実施例 17 実施例1〜8において、カプセル液を調製する
方法のジアゾ化合物の代わりに2−フエニル−4
−メチルイミダゾール5部を加えてカプセル液を
調製した。得られたカプセル液50部と実施例1〜
8で調製したカツプリング成分(1)の分散物15部と
実施例9〜16で調製したジアゾ化合物(1)の分散物
15部を5%ステアリン酸亜鉛20部に加えて塗布液
を調製した。この塗布液を実施例1〜8と同様に
塗布し、感熱記録材料(17)を作製し、試験した。 結果を表に示す。 実施例 18 実施例1〜8のカプセル液を作る方法において
ジアゾ化合物の代わりに、ジアゾ化合物(1)1部及
びカツプリング成分(2)1部を加えてカプセル液を
調製した。得られたカプセル液65部と実施例1〜
8の用いたトリフエニルグアシニジン20部を5%
ステアリン酸亜鉛15部に加えて塗布液を調製し、
実施例1〜8と同様に感熱記録材料(18)を作製し、
試験した。結果を表に示す。
イクロカプセルの芯物質として乳化した後、芯物
質の周囲に重合により高分子物質のカプセル壁を
形成した感熱記録材料(9)〜(13)は、いずれもあらか
じめ重合した高分子物質を溶解した後マイクロカ
プセルを形成した感熱記録材料(14)〜(16)に較べて、
画像濃度が高く、強制劣化テスト後のカブリの増
加も小さく保存性に優れているが、感熱記録材料
(1)〜(5)に較べて劣化後のカブリが増大することが
わかる。 実施例 17 実施例1〜8において、カプセル液を調製する
方法のジアゾ化合物の代わりに2−フエニル−4
−メチルイミダゾール5部を加えてカプセル液を
調製した。得られたカプセル液50部と実施例1〜
8で調製したカツプリング成分(1)の分散物15部と
実施例9〜16で調製したジアゾ化合物(1)の分散物
15部を5%ステアリン酸亜鉛20部に加えて塗布液
を調製した。この塗布液を実施例1〜8と同様に
塗布し、感熱記録材料(17)を作製し、試験した。 結果を表に示す。 実施例 18 実施例1〜8のカプセル液を作る方法において
ジアゾ化合物の代わりに、ジアゾ化合物(1)1部及
びカツプリング成分(2)1部を加えてカプセル液を
調製した。得られたカプセル液65部と実施例1〜
8の用いたトリフエニルグアシニジン20部を5%
ステアリン酸亜鉛15部に加えて塗布液を調製し、
実施例1〜8と同様に感熱記録材料(18)を作製し、
試験した。結果を表に示す。
【表】
表の感熱記録材料(17)はジアゾ化合物がマイク
ロカプセル内に含有されてなく、また感熱記録材
料(18)はカツプリング成分がジアゾ化合物と共にマ
イクロカプセル内に含有されているが、表から
わかるように、感熱記録材料(1)〜(5)と較べると強
制劣化後のカブリの増加があることがわかる。 次に、実施例1〜8で記載した強制劣化テスト
における劣化条件を、40℃、相対湿度75%RHの
条件で暗所に1週間保存し、強制劣化テストを行
なつた後のカブリをマクベス反射濃度計で測定
し、同様にカブリの変化をみた。それらの結果を
表に示す。
ロカプセル内に含有されてなく、また感熱記録材
料(18)はカツプリング成分がジアゾ化合物と共にマ
イクロカプセル内に含有されているが、表から
わかるように、感熱記録材料(1)〜(5)と較べると強
制劣化後のカブリの増加があることがわかる。 次に、実施例1〜8で記載した強制劣化テスト
における劣化条件を、40℃、相対湿度75%RHの
条件で暗所に1週間保存し、強制劣化テストを行
なつた後のカブリをマクベス反射濃度計で測定
し、同様にカブリの変化をみた。それらの結果を
表に示す。
【表】
【表】
表からわかるように、強制劣化テストにおけ
る劣化条件を、通常の温湿度における長期経時に
より近い試験条件にすると、本発明の感熱記録材
料(1)(4)(5)は、感熱記録材料(9)(12)(13)(17)(18)に較
べて生
保存性により優れることがわかる。 実施例 19 実施例1〜8のジアゾ化合物のカプセル液を作
る方法においてキシリレンジイソシアネートとト
リメチロールプロパン(3:1)付加物10部の代
わりに同化合物5部とトリレンジイソシアネート
とトリメチロールフロパン(3:1)付加物5部
とを用いた他は同じ様にしてジアゾ化合物(1)を芯
物質としたサンプル液を得た。得られたカプセル
液50部及び実施例1〜8で調製されたカツプリン
グ成分(1)の分散物15部とトリフエニルグアニジン
の分散物15部を5%ステアリン酸亜鉛20部に加え
て塗布液を調製した。この塗布液を実施例1〜8
と同様にして感熱記録材料(19)を作製し、試験した
ところ画像濃度は1.3であり、強制劣化テストの
前と後のカブリはそれぞれ0.08と0.13であり、画
像濃度も高く、保存性の優れたものであつた。 実施例 20 実施例1〜8のカプセル液を作る方法の、ジア
ゾ化合物を溶解した溶液を乳化するポリビニルア
ルコール水溶液の代わりにポリビニルアルコール
5.2部とヘキサメチレンジアミン2.5部を水58部に
溶解した溶液を用いる他は同様にして実施した。
ジアゾ化合物(1)のカプセル液50部とカツプリング
成分(1)の分散物15部及びトリフエニルグアニジン
の分散物15部を5%ステアリン酸亜鉛20部に加え
て塗布液とし、実施例1〜8と同様にして感熱記
録材料を作製した。これを同様にして試験したと
ころ画像濃度は1.1であり、強制劣化テストの前
と後のカブリはそれぞれ0.08と0.13であり、画像
濃度も高く、保存性も優れたものであつた。 実施例 21 実施例20のカプセル液を作る方法のジアゾ化合
物を溶解した芯物質に更にテレフタル酸クロライ
ド0.2部を加える他は実施例20と同じ様に感熱記
録材料を作製した。このときのカプセル壁はポリ
ウレアとポリアミドから構成されていた。この感
光材料を同様に試験したところ画像濃度は1.1、
強制劣化テストの前と後のカブリはそれぞれ0.08
と0.1であり更に保存性が優れたものであつた。
る劣化条件を、通常の温湿度における長期経時に
より近い試験条件にすると、本発明の感熱記録材
料(1)(4)(5)は、感熱記録材料(9)(12)(13)(17)(18)に較
べて生
保存性により優れることがわかる。 実施例 19 実施例1〜8のジアゾ化合物のカプセル液を作
る方法においてキシリレンジイソシアネートとト
リメチロールプロパン(3:1)付加物10部の代
わりに同化合物5部とトリレンジイソシアネート
とトリメチロールフロパン(3:1)付加物5部
とを用いた他は同じ様にしてジアゾ化合物(1)を芯
物質としたサンプル液を得た。得られたカプセル
液50部及び実施例1〜8で調製されたカツプリン
グ成分(1)の分散物15部とトリフエニルグアニジン
の分散物15部を5%ステアリン酸亜鉛20部に加え
て塗布液を調製した。この塗布液を実施例1〜8
と同様にして感熱記録材料(19)を作製し、試験した
ところ画像濃度は1.3であり、強制劣化テストの
前と後のカブリはそれぞれ0.08と0.13であり、画
像濃度も高く、保存性の優れたものであつた。 実施例 20 実施例1〜8のカプセル液を作る方法の、ジア
ゾ化合物を溶解した溶液を乳化するポリビニルア
ルコール水溶液の代わりにポリビニルアルコール
5.2部とヘキサメチレンジアミン2.5部を水58部に
溶解した溶液を用いる他は同様にして実施した。
ジアゾ化合物(1)のカプセル液50部とカツプリング
成分(1)の分散物15部及びトリフエニルグアニジン
の分散物15部を5%ステアリン酸亜鉛20部に加え
て塗布液とし、実施例1〜8と同様にして感熱記
録材料を作製した。これを同様にして試験したと
ころ画像濃度は1.1であり、強制劣化テストの前
と後のカブリはそれぞれ0.08と0.13であり、画像
濃度も高く、保存性も優れたものであつた。 実施例 21 実施例20のカプセル液を作る方法のジアゾ化合
物を溶解した芯物質に更にテレフタル酸クロライ
ド0.2部を加える他は実施例20と同じ様に感熱記
録材料を作製した。このときのカプセル壁はポリ
ウレアとポリアミドから構成されていた。この感
光材料を同様に試験したところ画像濃度は1.1、
強制劣化テストの前と後のカブリはそれぞれ0.08
と0.1であり更に保存性が優れたものであつた。
1 ロイコ染料と顕色剤との間の発色反応を利用
した感熱記録材料において、該顕色剤として、下
記一般式()で表わされるp−ヒドロキシ安息
香酸エステルと下記一般式()で表わされるビ
スフエノール誘導体との組合せを用いることを特
徴とする感熱記録材料。 (式中、R1は水素又は炭素数1〜3のアルキル
基を表わす) (式中、Xはハロゲン、Yは−SO2−又は−C
(CH3)2−、mは1又は2で表わし、かつ左右の
ベンゼン環のXはYに対し対称な位置に置換して
いるものとする)
した感熱記録材料において、該顕色剤として、下
記一般式()で表わされるp−ヒドロキシ安息
香酸エステルと下記一般式()で表わされるビ
スフエノール誘導体との組合せを用いることを特
徴とする感熱記録材料。 (式中、R1は水素又は炭素数1〜3のアルキル
基を表わす) (式中、Xはハロゲン、Yは−SO2−又は−C
(CH3)2−、mは1又は2で表わし、かつ左右の
ベンゼン環のXはYに対し対称な位置に置換して
いるものとする)
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58065043A JPS59190886A (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | 感熱記録材料 |
| EP19840104136 EP0123224B1 (en) | 1983-04-13 | 1984-04-12 | Heat sensitive recording materials |
| DE8484104136T DE3472472D1 (en) | 1983-04-13 | 1984-04-12 | Heat sensitive recording materials |
| ES531627A ES8604048A1 (es) | 1983-04-13 | 1984-04-13 | Un material de reproduccion termosensible |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58065043A JPS59190886A (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | 感熱記録材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59190886A JPS59190886A (ja) | 1984-10-29 |
| JPH0475147B2 true JPH0475147B2 (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=13275533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58065043A Granted JPS59190886A (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | 感熱記録材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59190886A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1367437A2 (en) | 2002-05-30 | 2003-12-03 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Heat-sensitive recording material |
Families Citing this family (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60214990A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光感熱記録材料 |
| JPH0688461B2 (ja) * | 1984-12-27 | 1994-11-09 | 富士写真フイルム株式会社 | 感熱記録材料 |
| JPH0686152B2 (ja) * | 1985-01-23 | 1994-11-02 | 富士写真フイルム株式会社 | 感熱記録材料 |
| JPS61199982A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感熱記録材料 |
| JPH0686144B2 (ja) * | 1985-03-26 | 1994-11-02 | 富士写真フイルム株式会社 | 記録材料の製造方法 |
| JPH0686145B2 (ja) * | 1985-08-16 | 1994-11-02 | 富士写真フイルム株式会社 | 感熱記録材料 |
| JPS62109683A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-20 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感熱記録材料 |
| JPH0710624B2 (ja) * | 1986-04-07 | 1995-02-08 | 富士写真フイルム株式会社 | 多色感熱記録材料 |
| JPS62278085A (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-02 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | 感熱記録シ−トの製造方法 |
| JPS6475284A (en) * | 1987-09-17 | 1989-03-20 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | Thermal recording body |
| JPH0741742B2 (ja) * | 1987-10-02 | 1995-05-10 | 富士写真フイルム株式会社 | 感熱記録材料 |
| JPH0825335B2 (ja) * | 1987-10-13 | 1996-03-13 | 富士写真フイルム株式会社 | 感熱記録材料 |
| JPH0773669B2 (ja) * | 1988-04-12 | 1995-08-09 | 富士写真フイルム株式会社 | ジアゾニウム塩を含んだマイクロカプセル及びその製造方法 |
| EP0347046A1 (en) | 1988-05-19 | 1989-12-20 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image-forming method and material |
| JPH01301284A (ja) * | 1988-05-28 | 1989-12-05 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | 熱転写記録用受像シート |
| JP2623159B2 (ja) * | 1990-08-24 | 1997-06-25 | 富士写真フイルム株式会社 | シート材搬送装置 |
| DE69123675T2 (de) * | 1990-09-21 | 1997-04-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | Verfahren und Vorrichtung zur Wärmeentwicklung |
| JP3604042B2 (ja) * | 1994-09-22 | 2004-12-22 | 株式会社リコー | 熱現像型ジアゾ複写材料 |
| US5876898A (en) * | 1995-07-18 | 1999-03-02 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Heat sensitive recording material and recording method using the same |
| EP4299691A4 (en) | 2021-02-26 | 2024-07-31 | FUJIFILM Corporation | UV RADIATION INSPECTION TOOL, UV RADIATION INSPECTION KIT, AND UV RADIATION INSPECTION METHOD |
| JPWO2022181288A1 (ja) | 2021-02-26 | 2022-09-01 | ||
| WO2022202362A1 (ja) | 2021-03-22 | 2022-09-29 | 富士フイルム株式会社 | 検査具、検査方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54139742A (en) * | 1978-04-21 | 1979-10-30 | Ricoh Co Ltd | Multicolor thermographic material |
| JPS57146687A (en) * | 1981-03-05 | 1982-09-10 | Ricoh Co Ltd | Thermal recording material |
| JPS57185186A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-15 | Ricoh Co Ltd | Heat-sensitive recording material |
-
1983
- 1983-04-13 JP JP58065043A patent/JPS59190886A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1367437A2 (en) | 2002-05-30 | 2003-12-03 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Heat-sensitive recording material |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59190886A (ja) | 1984-10-29 |
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